三機工業株式会社

サステナビリティ

SUSTAINABILITY

EMPLOYEE人財

人財

基本的な考え方

当社グループは、「コミュニケーションを重視し、相互に尊重する」という三機工業グループ経営理念のもと、従業員一人ひとりが会社とともに成長し、お互いの個性を認め合い、いきいきと活躍できる職場環境・企業文化づくりに努めています。従業員一人ひとりが持つ技術力や能力そのものが当社の貴重な財産であり、会社にとってなくてはならない「人財」と捉え、人財を育てその能力を最大限に活用できる環境を整備しています。

多様性の促進

当社グループでは、多様な人財がそれぞれの能力を十分に発揮できる職場環境をつくることが企業価値の向上につながると考え、従業員の多様性を尊重した組織風土の醸成と各種制度の整備に取り組み、さらに気持ちよく働ける職場環境を目指します。

  • 人権の尊重

    当社は、「三機工業グループ行動規範・行動指針」に「人権の尊重」を掲げ、組織のすべての構成員に対し、国籍・性別・年齢・障がい等による一切の差別はしないことを明示し、研修等を通じて浸透を図っています。ハラスメント防止のガイドラインを策定するとともに、ハラスメント等、職場でのさまざまな問題の相談窓口、外部の専門カウンセラーによる窓口や、女性相談員による女性向け相談窓口を設けています。また、コンプライアンス意識調査結果を、人権に関するモニタリングにも活用しています。

  • キャリアリターン制度

    より多様な人財が活躍できる環境整備や従業員の柔軟なキャリア形成を可能にするため、「ジョブリターン制度」の一部を見直し「キャリアリターン制度」に改称し、2022年10月より運用を開始しています。自己都合による退職も対象に加えるなど、制限を大幅に緩和しました。

  • 採用における多様性尊重

    国籍や性別にかかわらず多様な能力や個性を持つ人財の採用に取り組んでいます。人事部のみならず営業・設計・技術部門等の担当者を採用チームに加え、多角的な視点で公平な採用を行っており、外国籍人財も積極的に採用しています。

  • 女性の活躍推進

    女性従業員が今まで以上に活躍できる機会を推進することが、企業の持続可能な成長、ひいては企業価値向上につながります。「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(通称「女性活躍推進法」)に基づき、女性従業員が継続的に活躍できる環境を整えるための行動計画を策定し、さまざまな施策を展開しています。

    女性活躍推進法に基づく行動計画(計画期間:2021年4月1日~2026年3月31日)

    目標 結果
    1 女性の平均勤続年数を2021年4月から10%伸長する 14.3年(5.9%伸長)
    2 管理職に占める女性の比率を3%(建設業平均値)にする 2.5%(1.6ポイント伸長)
    2022年度時点、単体。( )内は2021年4月1日時点との比較。
  • 職種転換制度

    総合職と事務職という職種基準を設定し、それぞれのキャリアプラン・ライフプランに合わせた働き方ができるよう双方向への職種転換制度を導入しています。

  • 障がい者の職場環境の整備

    障がい者の採用を継続的に実施するとともに、障がいのある従業員も安心して長く活躍できる環境づくりに努めています。採用活動では、聴覚障がい者を対象とした課題解決処理研修と意見交換、管理職研修を実施しています。また、災害時に聴覚障がい者に避難指示を知らせるランプを全社に設置するなど、安全な職場環境を整備しています。

  • 定年延長・定年後再雇用制度

    従業員が安心して長く働き続けることのできる環境を提供するために、2022年4月から定年を65歳に延長しました。合わせて、選択定年制を導入したことで、60~65歳までは本人の希望によって退職した場合でも退職金は満額支給されます。また、60~65歳までは再雇用制度を選択することも可能です。