ENVIRONMENTAL MANAGEMENT環境方針・環境マネジメントシステム
三機工業グループ環境方針
2022年4月1日 制定
私たちは、サプライチェーンを含めたあらゆる事業活動の場において、地球環境の保全に努め、脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会の実現を目指します。
- あらゆる事業活動の場において、省エネルギーや再生可能エネルギー活用を推進することで、カーボンニュートラルを目指します。
- 提供設備のCO2排出削減量に応じて環境保全活動を行う「SANKI YOUエコ貢献ポイント」制度を強力に推進し、お客さまの脱炭素化に貢献します。
- 廃棄物の発生抑制、資源の循環的利用、廃棄物の適正処理を徹底することによって、循環型社会の実現を目指します。
- 生物多様性が持続可能な社会にとっての重要な基盤であることを認識し、生物多様性の保全に努めることによって、自然と人間が調和しながら共存できる自然共生社会の実現を目指します。
- 地球環境の保全に関する情報は、適時・適切に開示します。
- 事業活動が気候変動や生物多様性に与える影響を常に考慮し、環境汚染の予防や環境関連法令の遵守とともに、積極的に地球環境保全活動を推進します。
以上
環境マネジメントシステム
基本的な方針・実施体制
当社グループの事業活動に伴う、グループを取り囲んでいる自然環境を含む「環境」に対する影響(リスクおよび機会)をマネジメントするため、EMSをQMSと統合して運用しています。2024年度からは国内グループ全社での運用を整備しました。代表取締役社長をトップとした実施体制のもと、年度活動計画に基づき、各部門において目標設定、実施計画を策定して取り組んでいます。目標達成状況は各部門および全体会議において確認を行っています。加えて、マネジメントシステムの信頼性向上などを目的に、各社の状況に応じて国際規格ISO14001認証を取得しています。
マネジメントシステムのスパイラルアップ
EMSに関する各種研修を実施するほか、環境関連法令に対応する資格取得の奨励を通じて管理レベルの向上に取り組んでいます。
2023年度は、内部監査実施時にリーダーを担う従業員を対象とした研修を新たに追加し、グループ会社も含む環境マネジメント研修を12回(新入社員1回、内部監査員3回、内部監査員リーダー8回)実施しました。
また、内部監査の実施や、ISO認証審査におけるチェックにより実効性を担保しています。2023年度は、内部監査や外部審査における不適合は無く、環境法令違反、施工現場における騒音・粉じん・異臭等の指摘も無く、マネジメントシステムが適切に運用されていることを確認しています。
環境側面評価
海外を含む各施工現場において、着工前の段階から潜在的なものを含む環境側面評価およびリスク分析を行い、環境負荷低減に取り組んでいます。施工内容、現場周辺の環境に応じて、対象となる環境関連リスクや規制が多岐にわたるため、確実かつ効率的にチェックできるよう、当社グループ独自の「JOB環境側面評価表」を使用し、環境影響への評価を行っています。2023年度は大幅な改訂を行い、項目の見直しやサステナビリティ要素と地方条例に関する充実を図りました。2024年度からは、新たに「対策」の項目を設置して運用を開始しており、環境リスクの評価に加え、具体的な対応策まで連動させることで確実なリスク低減を図っています。
現在の適用範囲は以下のとおりです。
認証範囲 | 取得日 | 審査登録機関 登録番号 |
認定機関 |
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建築設備並びに高度情報通信及びネットワーク関連装置の計画、設計及び施工、付帯サービス 物流システム、物流機器の設計・開発及び製造・据付上・下水処理設備、ごみ焼却施設、産業プラント設備における設計、エンジニアリング、建設、オペレーション及び付帯サービス |
2001/8/20 | ABS QE,INC. 36114 |
ANAB |
- ※注記
- ABS QE,INC.:米国の審査登録機関 ANAB:米国の認定機関