SUSTAINABILITY
サステナビリティ
地域社会
基本的な考え方
「三機工業グループ行動規範・行動指針」では、「社会を構成する良き企業市民として、社会からの信頼を得るべく、社会貢献に努めます」と定め、活動をしています。今後も地域の皆さまと積極的なコミュニケーションを図りながら、地域社会との共生に貢献していきます。
地域共生に向けた取り組み
災害時の施設提供の協定
当社は神奈川県大和市と「災害時における帰宅困難者一時滞在施設の提供に関する協定」を結び、地震などの災害時には協定に基づき「三機テクノセンター」を地域の防災や緊急消防援助隊の活動拠点として提供するほか、災害時の生活用水(飲用以外)確保を目的とした災害用井戸を設置し、大和市の「災害時用協力井戸」として登録、さらに大和市内の下水道処理施設にかかわる復旧にも尽力します。なお、一連の取り組みは「災害への備え・協力」として、内閣官房水循環政策本部事務局が定める「水循環ACTIVE企業」に認証されました。
三機テクノセンター内の災害時の帰宅困難者受け入れエリア
三機テクノセンターに設置した「災害時用井戸」
清掃・環境美化活動
各支社・支店やグループ会社では、事務所や現場周辺地域の清掃活動や各自治体が主催する環境美化活動に参加しています。2025年度はグループ全体でのべ51カ所の地域で活動を実施しました。各拠点の従業員とともに社長自ら清掃活動に参加し、地域の清掃活動への参画を推進しています。
生態系に密接に関わる場所での取り組みとしては、北陸支店において、飛騨山脈(北アルプス)北部の立山室堂周辺での在来種保全を目的とした外来植物除去活動に参加しています。北海道支店では、石狩浜の清掃活動に参加し、漂着ごみ等の回収を通じて海洋汚染の防止と生物多様性の保全に取り組んでいます。
三機テクノセンター周辺美化活動
立山での外来植物除去活動 石狩浜での清掃活動
安全体感エリアなどの研修施設見学の受け入れ
三機テクノセンターでは官公庁・学校・企業に対し、安全体感エリアでの研修およびテクノプラザの施設見学を受け入れています。安全体感エリアは、危険作業体験等を実機や模型展示、VRを通じて学ぶ施設となっており、テクノプラザは、当社グループのさまざまな技術展示をしています。2025年度は1,547名が来場し、2019年度の施設オープンから見学数累計は8,294名となりました。
三機テクノセンター見学受け入れ
次世代育成支援
三機環境園の活用
三機テクノセンターに併設された三機環境園を地域に常時開放し、近隣保育所等から多くの子どもたちが訪れる憩いの場となっています。2026年3月には来園者が88,000名に達しました。今後も長きにわたって地域の憩いの場、次世代育成の場として活用いただく予定です。
三機環境園に来園した子どもたち
環境教育プロジェクト「地球教室」への協賛
朝日新聞社が主催する小中学生向け環境教育プロジェクト「地球教室」に、当社は2022年より特別協賛企業として継続的に参画しています。未来につながる環境教育を目的とした同プロジェクトのプログラムは、「環境トピック」「キャリア」など複合的な視点で子どもたちが未来へのアクションをはじめるきっかけを提供するものです。
2025年9月には都内会場およびオンラインで行われた1日体験学習イベント「かんきょう1日学校」に7企業のうちの1社として参加し、当社の環境技術を例に水、空気、電気の快適について授業を行いました。
また2025年9月には大分県内・広島県内の小学校を訪問し、約230名の生徒たちに向けて「出張授業」を行いました。授業では「地球のカイテキを支える技術を学ぼう」をテーマに、空気・水・電気のカイテキについて、身近な例を取り上げながら、生徒たちの地球環境保全への意識醸成を促しました。
広島市で行った「出張授業」(写真提供:朝日新聞社)

「体験出前教室」の実施
当社は神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)と神奈川県が主催する神奈川県研究者・技術者等学校派遣事業「なるほど! 体験出前教室」に参画し、2025年9月から12月にかけて神奈川県内の小学校4校において出前教室を実施しました。出前教室はR&Dセンターが全面的な協力体制を取り、化学反応を体験する「ぷにぷにカプセル」を作ってみようをテーマに実験スタイルの授業を行いました。手順の説明と実験をサポートし、体験後は「なぜそうなるのか?」についてより詳しく解説するなど、小学生の皆さんが興味の幅を広げるきっかけづくりを行いました。
体験出前教室の様子
若手アーティスト育成支援「SANKI ~Harmony Calendar~アートアワード
当社は2025年の創立100周年を契機に若手アーティスト育成支援を目的とした「SANKI ~Harmony Calendar~アートアワード」を立ち上げました。経営理念「エンジニアリングをつうじて快適環境を創造し、広く社会の発展に貢献する」に基づき、「自然との調和・循環」をテーマとしたアート作品を募集するもので、推薦制によって候補者を選出し、複数のステップを経て受賞作品を決定します。グランプリ作品は、当社が制作する「Harmony Calendar」に採用されます。
第2回となる「SANKI ~Harmony Calendar~アートアワード2027」の選考結果の発表は2026年11月末を予定しています。
株式会社Nocnumとパートナーシップ協定を締結
当社は2025年9月、浄化槽遠隔監視ソリューションの開発・提供等を事業展開する株式会社Nocnumとパートナーシップ協定を締結しました。同社はオンサイト排水処理設備の遠隔監視IoTセンサーの実用化に向けて、2022年に事業を本格始動し、国内外における水問題の解決に邁進しています。 同社の代表を務める大森美紀氏は、将来の社会に貢献する革新的なプロジェクトを発掘・支援することを目的に開催された三井グループ主催の 350 周年記念事業『三井みらいチャレンジャーズオーディション』の事業・社会活動部門に採択されたうちの1人です。同社の理念は当社の環境システム事業との親和性が高く、環境・社会価値向上と企業価値向上の両立を目指す当社の経営ビジョン"MIRAI 2030"を具現化する重要な施策の一つとして期待されます。
(右)株式会社Nocnum代表 大森美紀氏
サステナブルな未来をつくる「サス学」セッションに参加
三井グループ350周年記念事業の一環として、日本赤十字社の青少年赤十字国際交流事業と連携し、「サス学」セッションが2025年10月に国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催され、国内外から73名の若者が参加しました。
「サス学」とはサステナビリティ学習を指し、若者たちが社会で起きていることをジブンゴトと捉え、サステナブル(持続可能)な未来をつくるための知恵や価値観を育む学びです。連携2回目となる今回は、気候変動に関する日本企業の取り組みとそこに関わる人々の思いに触れ、自分たちができることを考え行動するためのきっかけを提供しました。当社からは「南極地域観測隊への継続参加」をテーマに、南極地域観測隊経験者2名が参加しました。グループワーキングでは参加者からの質問に答え、グループの課題解決のアイデアづくりをサポートしました。
グループ会社による次世代育成支援
三機アクアテックでは、各事業所および管理下の浄水場にて地域の小学校の社会科見学を受け入れており、浄水場や下水道の役割と仕組みなどへの理解を深める学習を支援しています。2025年度は、北海道内の小学校4校を受け入れました。
三机建筑工程(上海)有限公司では、社員を中心に貧困地域の学生に向けた奨学金募金活動を行い、慈善団体を通じて中国西部地域に住む小学生3名、高校生3名に奨学金寄付を実施しました。また、同募金活動による美術コンテスト「三机建筑工程杯」を実施し、応募者349名の中から特等賞6名を含め、計90名の受賞者に賞品としてスクールバッグや文房具などを贈呈しました。
「三机建筑工程杯」美術コンテスト特等賞受賞作品
受賞者一同
その他社会貢献
スポーツ振興・活性化支援
当社は神奈川県大和市の女子サッカーチーム「大和シルフィード」のオフィシャルスポンサーです。また、2026年3月には神奈川県大和市が保有する大和スポーツセンターのネーミングライツ契約を締結し、同年4月から大和スポーツセンターは施設全体が「三機MIRAIスポーツセンター大和」、同体育会館が「三機MIRAIアリーナ」、同競技場が「大和なでしこ三機スタジアム(略称:Sスタ)」となりました(契約期間:2026年4月1日~2031年3月31日)。
また、特定非営利活動法人日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟(デフラグビー)や公益財団法人日本ハンドボール協会のスポンサー活動も行っています。今後もスポーツ支援を通じて地域の活性化に貢献していきます。
女子サッカーチーム「大和シルフィード」
2019年三機マッチデーの様子
2023年世界大会に出場したデフラグビー日本代表チーム
寄付・協賛活動
大学、研究機関への寄付、日本交響楽振興財団、劇団四季「こころの劇場」などの各種文化活動への協賛、アジア太平洋地域の途上国などにおける自然保護活動の支援のほか、盲導犬育成支援のための募金活動や献血活動を継続的に行っています。また、各支社・支店や国内外のグループ会社では、地域活動への支援や備品食品の寄付活動などを行っています。さらに、三井グループ企業出身者のボランティア活動を推進している「三井ボランティアネットワーク事業団」への支援を行い、三井グループ全体の社会貢献活動に寄与しています。
震災復興プロジェクト
東日本大震災の翌年2012年5月、被災地の早期復興に貢献することを目的に発足した全社横断的活動「震災復興プロジェクト」は、毎年さまざまな活動を通じて、復興支援や震災記憶の風化防止、風評被害の払拭、防災減災情報の共有などを行っています。
2025年度は、能登半島地震および同年の豪雨災害で甚大な被害を受けた石川県能登地方の視察などを実施し、震災記憶の風化防止・継承や防災・減災への啓発のほか、さまざまなかたちで地域社会との関わりを持ちながら被災地の復興支援を継続しています。
2025度の取り組み
- 森は海の恋人植樹祭への支援・参加
- 東日本大震災復興祈念三味線全国大会への協賛
- 被災地視察研修2025 能登半島
- 震災復興応援(東北・能登)食堂イベント
- 根浜MINDへの寄付
能登地方の視察



