生物多様性の保全
植樹・育樹活動
三機工業グループでは、2010年度から「SANKI YOUエコ貢献ポイント」制度を通じた環境保全活動として植樹・育樹支援を実施しています。加えて、2015年の創立90周年記念事業では山梨県甲斐市に「三機の森」づくり、2020年の同制度10周年記念事業では「感謝の森」づくりを行っています。その土地の植生の多様性を活かした森づくりや豊かな海の恵みにつながる植樹活動などへの支援、従業員参加のボランティア活動など、さまざまな環境保全活動に取り組んでいます。
2025年度は、「SANKI YOUエコ貢献ポイント」制度を通じた環境保全活動への支援として、7団体6プロジェクトに支援を行いました。加えて、各支援先での植樹・育樹のボランティア活動に、当社グループ役員、従業員とその家族のべ221名が参加しました。
2025年5月には、創立100周年を機に「三機の森」「感謝の森」を新生「三機の森」として再整備し、当社グループ役員・従業員の約100名で植樹イベントを開催して苗木約300本を植樹しました。今後も、従業員参加の植樹活動など地域交流を通じ、森づくりとともに地域に寄り添った活動を進めていきます。なお、一連の活動は「自社以外が実施する水源涵養に係る支援」として、内閣官房水循環政策本部事務局が定める「水循環ACTIVE企業」に認証されました。
2025年度 従業員の環境保全活動への参加状況
(名)
| 対象プロジェクト | 参加状況 |
|---|---|
| 湘南国際村めぐりの森植樹祭 | 41 |
| 創立100周年記念「三機の森」植樹イベント | 105 |
| 森は海の恋人植樹祭 | 23 |
| Present Tree in くまもと山都Ⅲ 「SANKI YOUの森 くまもと山都」 |
25 |
| 和歌山県森林保全・管理協定「SANKI YOUの森 南紀白浜」 | 27 |
| 合計 | 221 |
2025年度 植樹・育樹プロジェクト支援実績
| 支援対象プロジェクト | 支援先 | 対象地 |
|---|---|---|
| 創立100周年記念事業「三機の森」拡大再整備 | 認定NPO法人環境リレーションズ研究所 | 山梨県甲斐市 |
| 琵琶湖森林づくりパートナー協定「SANKI YOUの森 琵琶湖こんぜ」 | 金勝生産森林組合、栗東市観光協会 | 滋賀県栗東市 |
| 湘南国際村めぐりの森植樹祭 |
一般社団法人 Silva(シルワ)・ 社会福祉法人 進和学園 |
神奈川県横須賀市 |
| 森は海の恋人植樹祭 | 特定非営利活動法人 森は海の恋人 | 岩手県一関市 |
|
和歌山県森林保全・管理協定 「SANKI YOUの森 南紀白浜」 |
大辺路森林組合 | 和歌山県白浜町 |
| more trees法人サポーター制度 | 一般社団法人more trees | 東京都渋谷区 |
「三機の森」植樹イベント
生物多様性への対応
当社グループは、生物多様性が持続可能な社会にとって重要な基盤であることを認識し、生物多様性の保全に努めることによって、自然と人間が調和しながら共存できる自然共生社会の実現を目指しています。従来から取り組んでいる植樹・育樹活動に加え、環境省が主導する「生物多様性のための30by30アライアンス※1」に参画し、自然共生サイト※2への支援を実施しています。三機テクノセンター内で地域住民に開放している「三機環境園」や植樹育樹支援先の「めぐりの森」「SANKIYOUの森くまもと山都」の3カ所が自然共生サイトに登録されています。
加えて、海の生態系を保全するサンゴプロジェクトへの支援も行っています。サンゴ礁は、気候変動等の影響により絶滅の危機に瀕しており、同プロジェクトでは、沖縄県をはじめとする世界中の海でサンゴの植え付けと育成を目指しています。
また、2024年度より、愛知県知多市の天然記念物に指定されている「佐布里梅」の保全活動への支援も行っています。引き続き、さまざまな活動を通して、さらなる環境保全に貢献していきます。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)
サンゴプロジェクト
- 生物多様性のための30by30アライアンス:2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させるために、陸と海の30%を健全な生態系として効果的に保全する目標
- 自然共生サイト:国が認定する「民間の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域」
地域林業支援
当社グループは、Scope1,2の2030年カーボンニュートラル実現に向けて森林J-クレジットを確保すると同時に地域の脱炭素と林業振興に貢献するため、北海道陸別町、島根県奥出雲町との間で、それぞれ(株)バイウィルと共に三者連携協定を締結しています。北海道陸別町では森林310ha、島根県奥出雲町では森林169ha分の施業を支えており、対象森林の水源涵養量の推定値は、約400万㎥となります。
陸別町・バイウィルと森林J-クレジットに関する連携協定締結
奥出雲町・バイウィルと森林J-クレジットに関する連携協定締結
生物多様性に関する外部イニシアチブへの参画
当社は、生物多様性の保全と持続可能な社会の実現に向けて経団連自然保護協会が主催する「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」や、2030年までに自国の陸域・海域の少なくとも30%を保全・保護することを目指した環境省主導の取り組み「生物多様性のための30by30アライアンス」に参画しています。
経団連 生物多様性宣言イニシアチブ
環境省 生物多様性のための30by30アライアンス