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神奈川県内小学校5校において出前教室を実施
~「"ぷにぷにカプセル"を作ってみよう!」の体験授業を通じて次世代育成に貢献~

2025年2月18日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)および神奈川県が共同で行う神奈川県研究者・技術者等学校派遣事業「なるほど!体験出前教室」に参画し、2024年11月~2025年1月にかけて、神奈川県内の小学校5校において出前教室を実施しました。同事業は将来の科学技術やものづくりを担う子どもたちの知的好奇心や探究心を育てるために、県内に在住または在勤の研究者・技術者等をボランティア講師として小中学校等に派遣し、授業を行うものです。当社は神奈川県大和市にある研究開発拠点「R&Dセンター」に在籍する研究員からの声がきっかけで2023年度より同事業に参画しており、化学反応を体験する「“ぷにぷにカプセル”を作ってみよう!」の授業を通じて、子どもたちに化学の楽しさを教えています。

 「なるほど!体験出前教室」は、「子どもたちの理科に対する興味関心を高めたい」や「普段できない体験をさせたい」、「子どもたちに自ら学び、考えるきっかけを作りたい」などといった教育現場の具体的な要望と、企業の提案した授業内容をKISTECによるマッチングで実施学校が決定する方式です。授業にはR&Dセンターが全面的な協力体制を取り、当社技術に関わるあらゆる分析や測定などを行う研究開発推進部分析診断課の研究員4名がボランティア講師を務めました。

 1月24日(金)に訪れた海老名市立杉久保小学校では、自然科学クラブの児童20名が授業に参加し、学校の授業では体験したことのない不思議な実験に目を輝かせました。授業が終わると、子どもたちからは「初めての本格的な実験で楽しかった」や「液体の中で液体が固まるのがとても不思議だった」などの声が聞こえ、講師として参加した研究員は「子どもたちの喜ぶ顔がとても嬉しい。小学生に授業をするのは普段の仕事ではなかなかできないことなので、自分にとっても良い経験になる」と、今後もこの活動を継続していく意気込みを見せました。

 当社はマテリアリティ(重要課題)の一つに「新たな社会価値の創造」を掲げており、社会貢献活動の推進に取り組んでいます。これからも地域社会と連携しながら次世代育成に貢献してまいります。

■三機工業出前教室概要

主  催: 地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)、神奈川県
実施時期: 2024年11月~2025年1月
実施学校: 神奈川県内小学校5校
参加児童: 4~6年生(理科クラブや科学クラブの児童)約100名
授業テーマ: 実験「ぷにぷにカプセル」を作ってみよう!
目  的: 化学反応を体験しよう!
授業内容: 絵の具でさまざまな色をつけたアルギン酸ナトリウム溶液を塩化カルシウムの液体に滴下し、液体が小さなカプセルに固まる様子を観察して、実際に触れてみる。

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