三機工業株式会社

ニュースリリース

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当社設備設計のノウハウをBIMへ展開
~建築設備専用CAD「Rebro(レブロ)」自動作図機能の共同開発~

2024年12月20日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、これまで当社が蓄積してきた図面作成に関する技術的知見を株式会社NYKシステムズ(代表取締役社長:渡辺 洋一郎)が開発・販売する建築設備専用CAD「Rebro(レブロ)」に提供し、BIM(Building Information Modeling)を活用した建築設備における図面作成業務の効率化をさらに推進するため、両社で自動作図機能の共同開発を行います。

 当社は、2016年からレブロのフル3DおよびBIM対応ソフトとしての先進性に着目して導入し、NYKシステムズ社とともに部品や部材に関する属性管理1と設備機器データに関するモデル合成※2の合理化を進め、これまでもBIM機能の向上に努めてまいりました。また、共同開発に際し、2022年7月にBIM推進パートナーとしてグループ会社化したキャド・ケンドロ社とともに開発成果を自社に展開し、機能確認を行いレブロへの新機能の実装を目指しています。

※1 機器表などのEXCELデータとレブロのデータ連携や、BIMモデル属性情報から系統図のモデル化と見える化を実現する系統管理機能
※2 機器周りの配管やダクトをセットにした設備機器のモデル


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 今後は開発機能の選定を経て、機能の追加、見直しを順次行いながら段階的に開発を進めていく予定です。
 本開発を通じ、当社は建築設備BIMソフトのデファクトスタンダードを目指すレブロの更なる機能向上を図り、設備業界全体のBIM業務合理化、品質向上に貢献してまいります。

 

 

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