三機工業株式会社

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「2023年度省エネ大賞」省エネルギーセンター会長賞を受賞

2024年1月29日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、一般財団法人省エネルギーセンターの主催する「2023年度省エネ大賞」(省エネ事例部門)において、国立大学法人群馬大学(学長:石崎 泰樹)、三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹)、オリックス・ファシリティーズ株式会社(代表取締役社長:深谷 健司)との四者共同出願による「大学病院とESCO事業者等の共創・協働による省エネの先導的且つ持続性のある取組」が省エネルギーセンター会長賞を受賞しました。

 本受賞は、群馬大学昭和キャンパス管理一体型ESCO事業において、附属病院への省エネ設備導入と大学・ESCO事業者・既存施設管理業者が連携した運用改善により、さらに省エネ効果が向上したことを評価されたものです。

■省エネ設備の導入
 本事業ではエネルギー消費量の多い熱源設備に磁気軸受ターボ冷凍機、熱回収ヒートポンプ等の先進的かつ高効率な省エネ設備を導入し、また各棟のポンプ・ファンのインバータ化やLED化を実施しました。
 当社は設計・施工を担当し、ESCOサービス開始後は運転データの分析、省エネ効果検証、各種省エネチューニング等を行いました。

■既存設備も含めた運用改善による省エネ効果の向上
 本事業は、ESCO事業者自らが常駐技術員を配置して設備の運転監視や保守・点検等を行う、管理一体型ESCO事業です。
 常駐技術員の配置により、ESCO事業者と大学や既存施設保守管理業者との連携が密になり、更なる省エネに向かう三者の共創・協働が生まれました。当社からは省エネの専門技術者としての助言・提案を行い、2020年度のESCOサービス開始以降、3年間で68件の運用改善案を協議、内40件を実施しました。
 これにより、省エネ効果は年々向上し、1年目は原油換算1,333kL削減(9.9%削減)であったものが、3年目は1,687kL削減(12.5%削減)となりました。
 

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※管理一体型ESCO 事業とは:省エネ設備(ESCO設備)を導入し、その設備をより高効率に運転を行うために、既存設備を含め一体的な施設管理を行うことで、より多くの水道光熱費を削減し、その削減した水道光熱費により導入した省エネ設備の工事費等をまかなう事業。

 本賞の表彰式は1月31日(水)10:00~12:00、TOC有明 EASTホール(4F)にて行われる予定です。また、1月31日(水)~2月2日(金)の期間、東京ビッグサイトにて開催されます「ENEX 2024(第48回地球環境とエネルギーの調和展)」の当社ブース内で、本ESCO事業内容を紹介します。

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