三機工業株式会社

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第74回全国カレンダー展にて(第1部門)で「実行委員会奨励賞」を受賞

2023年1月11日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、このたび「第74回全国カレンダー展」(主催:一般社団法人日本印刷産業連合会・産経新聞社)において、当社の2023年版ポスターカレンダーが第1部門(BtoB向け企業カレンダー部門)の「実行委員会奨励賞」を受賞しました。

 「全国カレンダー展」は、1950年に始まり、一般企業、印刷会社や出版会社が制作するカレンダーの中から、印刷技術や企画・デザイン力、あるいは機能性や実用性に優れた作品を選出し、入選作品を一般公開しているものです。

 当社は毎年、自然の循環や調和を意識したポスターカレンダーと、実用性のなかにも季節の移り変わりを感じることができる月めくりカレンダーの2点を制作しています。
今回で20回目となるポスターカレンダーは、造形作家・切り絵作家の菊地 絢女氏による、薄く透ける布に切り絵のモチーフを一体化させ、地球を舞台に繰り広げられる生命のステージをイメージしたデザイン。応募総数455点の中からBtoB向け企業カレンダー部門の「実行委員会奨励賞」を受賞しました。

 <当社2023年版ポスターカレンダー>

article473_1.jpgタイトル:「Earth as Theater」
作家:菊地 絢女

 
以下の二次元コードよりメイキングムービーをご覧いただけます

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【カレンダーコンセプト】
地球を舞台に、繰り広げられる生命のステージ。中心の山には星が降り注ぎ、命の源である水が湧き流れていきます。山は、これまで積み重ねてきた技術や精神を表現しました。蓄積したものから、新たに生命力を沸き立たせていき、やがて水は川となり、多くのものに豊かさをもたらしていきます。
地球を舞台に、人、動植物が響きあい、心地よい環境の中で生きていく様子を描き、「カイテキ」を創り続ける三機工業の想いを伝えていきます。
薄く透ける布に切り絵のモチーフを一体化させ、手前から奥へと配置して、空間や奥行きを感じるような作品となっています。 創立100周年に向けた、新しい時代の幕開けを感じさせるようなデザインです。なお、カレンダー右下の二次元コードからは、作品のメイキングムービーを視聴することができるようになっています。

【作家紹介】
菊地 絢女(Ayame Kikuchi)
東京工芸大学芸術学部卒業。グラフィックデザイナーを経て2008年に造形作家として独立。
主に紙を素材とした造形作品、インスタレーションを中心として、個展やイベント、雑誌や広告のアートワークを多数制作。見えないものを可視化し、命を吹き込むことを目的として活動する。
切り絵の技法を使った立体表現においては「紙の彫刻」として捉え、自身が想像する神話的な物語、文化等の様々なテーマの他、造形の作り出す光と影の反復する空間を この世の普遍的な陰と陽の循環に置き換えた自然の流れや、人間のライフサイクル、感情に焦点を当てた作品が多い。それらは現在に多大な影響を与えた過去の存在への恩恵を表現したものであり、生き物の一部として、それぞれが影響を与え合う命の輪をどのように次世代につなげていくかの問いかけとしている。

 

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