三機工業株式会社

ニュースリリース

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2019年度入社式 社長挨拶

2019年4月 1日

 三機工業株式会社(社長:長谷川 勉)は、4月1日に、2019年度入社式を行いました。入社式における社長挨拶は以下のとおりです。

<祝いの言葉>
 みなさん、おはようございます。まずは、入社おめでとうございます。そして、三機工業にようこそいらっしゃいました。みなさんを、当社の新しい仲間として迎えられたこと、本当にうれしく思います。

 4月1日、本日は、当社の入社式でありますが、実は、新しい日本の年号が決まる日でもあります。年号が変わることが決まった昨年から、何かと「平成最後の」というフレーズが流行りましたが、まさに今、平成最後の三機工業の入社式が始まりました。新年号のスタートと合わせ、みなさんにとって三機工業での会社生活もまさしく元年であります。

<“Century 2025” 三機テクノセンター>
 当社は、平成そして昭和よりさらに前の、大正十四年に創立しました。今から6年後の2025年に、創立100周年、三機工業一世紀を迎えます。
 その2025年度に向けて、2016年度から、10年間の長期ビジョン“Century 2025”という計画をスタートさせました。昨年度までの3年間は、Phase1として、「質の向上」をメインテーマに取り組んできました。

 みなさんがこれから研修を行う「三機テクノセンター」はPhase1のなかで構築し、昨年10月にオープンしたばかりです。新入社員研修を「三機テクノセンター」で行うのは、みなさんが初めてになります。研修内容もがらっと変えましたので、楽しみにしておいてください。

 講義を聞くだけではなく、建設業ならではの安全体感研修・技能研修や、技術の要となる研究・開発施設での実習、実際の建設現場の見学など、実体験とともに当社についてより深く知っていただけるよう、研修内容を準備しています。
ぜひ、将来の自分をイメージしながら、見たり聞いたり、実際に体感していただきたいと思います。

<“Century 2025” Phase2 信頼>
 さて、昨年度までのメインテーマは「質の向上」と申しあげましたが、今年度からの3年間は「信頼」がメインテーマになります。これまで行ってきた「質の向上」は継続しながら、
お客さまをはじめとする社内外のみなさまから、さらに信頼をいただくことを目指します。

 みなさんもこれまでの人生のなかで、家族や友人、学校の先生、アルバイト先の仲間など、さまざまな人達と信頼関係を築いてこられたと思います。意見が対立したり、相手に対して不安になったり、確かな信頼関係は一日二日では築いてこられなかったことと思います。「信頼関係を築き、信頼され続ける」ということはとても難しいことです。私たちは、新入社員のみなさんとも確かな信頼関係を築いていきたいと思っています。

<三機スタンダード>
 そのために、みなさんにも、当社の経営理念、「三機スタンダード」と呼んでいますが、当社グループの一員としてこれを信頼の基礎にすえ、しっかり身につけていただきたいと思います。本日の夕方にもお話する機会がありますので、ここでは簡単に紹介します。

 まず、主題は、「エンジニアリングをつうじて 快適環境を創造し広く社会の発展に貢献する」です。
 当社が良い設備、システムを納めて、それをお客様に、使っていただき、良い製品良いサービスを社会に提供していただく。そうすることで、社会の発展に貢献していけるものと信じています。

 そのために必要なこととして、「技術と英知を磨き、顧客満足の向上に努める」
 よく考え、常に勉強を怠らず、「コミュニケーションを重視し、相互に尊重する」相手に分かっていただいて初めてコミュニケーションです

 そして最後に「社会の一員であることを意識し、行動する」
 今やっていることを、社会のモノサシを当てて、常に見直すようにしてください。

 この3つは独立しているものではなく、それぞれが相互に関連して成り立っています。

 常に向上心を忘れずに、相手のことをよく考え行動する。その行動が社会のモノサシからずれていないか、確認する。この積み重ねで、お客さまから信じていただき、やがて頼られる存在になっていくと思います。これがPhase2で掲げる信頼につながっていきます。

 この「三機スタンダード」は、みなさんと私たちの間ではもちろんのこと、みなさんがこれから関わるお客さまをはじめとする社内外の方々との間の『信頼』の基礎になります。考える時、行動する時は、「三機スタンダード」を原点として考えていってください。

<結びの言葉>
 色々とお話させていただきましたが、私がみなさんに大切にしてほしいのは、「三機スタンダード」のど真ん中、コミュニケーションです。
 私が社長になってから、これまで社員のみなさんとさまざまな意見交換の場を設けてきました。面と向かってさまざまな声を聞くという活動をつうじて、相手が伝えたいことを聞き、私の考えも伝えてきました。互の理解を深めることで、会社は強くなっていきます。

 これからみなさんも、先輩や上司、お客さまなど、関わる人はぐっと増えます。
 まずはこれからの研修で、今周りにいる仲間たちとたくさんコミュニケーションをとりながら、『信頼』という絆を深めていっていただければと思います。

 あらためまして、みなさんの入社をこころから祝福し、歓迎の挨拶といたします。
 

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