お知らせ
「SANKI ~Harmony Calendar~アートアワード2027」
グランプリ決定のお知らせ
2026年10月20日
三機工業株式会社(社長:名古屋 和宏)は、若手アーティスト育成支援を目的とした「SANKI ~Harmony Calendar~アートアワード2027」の最終審査を実施し、グランプリを決定しましたのでお知らせいたします。
■本アワードについて
創立100周年を記念して2025年に設立した本アワードは、当社の経営理念「エンジニアリングをつうじて快適環境を創造し広く社会の発展に貢献する」に基づき、「自然との調和・循環」をテーマとしたアート作品を募集するものです。第2回目となる今回は、新たに「~MIRAIへ~」というサブテーマを加えました。
グランプリ受賞作品は、2027年版Harmony Calendar※に採用されます。
■選考プロセス
当社が指名したアート・デザイン分野の有識者10名から推薦された若手アーティスト56名を対象に、6月8日に1次審査を実施、7名のファイナリストを決定。ファイナリストには、テーマに基づき作品を制作いただき、9月16日に最終審査を行いました。
審査会では、審査員が「自然との調和・循環」および「~MIRAIへ~」というテーマの表現力、芸術性、カレンダーとしての親和性などの観点から、多角的かつ厳正な審査を行いました。
■審査員
・千足 伸行氏(美術評論家、広島県立美術館 館長、成城大学名誉教授)
・川口 起美雄氏(画家、元 武蔵野美術大学教授、絵画工房SCUOLA complex主宰)
・福島 治氏(グラフィックデザイナー、東京工芸大学名誉教授、日本デザイナー学院顧問)
■グランプリ受賞作品(【審査員特別賞】三機工業賞もあわせて受賞)
作家:髙橋 稜(たかはし りょう)
作品名:「Flow and Circulation」
製作年: 2026
サイズ: W100 × H73 cm
技 法: 織り、フェルティング / ウール

【制作への想い・作品コメント】
水は自然の構成要素としてなくてはならない要素であると同時に、我々人間の生活、生命活動にとっても必要不可欠なものです。山の源流から川となり、平地から海へと流れ、雲となり雨として降ることでまた川となっていきます。一方で、水道水、ペットボトルの飲料水、用水路を流れる水なども、人の手が加わりながらまた自然の一部となっていきます。自然と人間の生活の調和、そして循環の象徴として、水の流れをテーマに平面作品を制作しました。手織りの技法によって生み出される波紋のようなグリッド柄、そこにリズミカルに配置されるフェルトの動き、色彩のグラデーションによって渦を描きつつ、加えて画面の各所に私が生活の中で見つけた水の様々な表情や、水に関連する地図記号などのアイコンを配しました。また化学染料だけでなく藍や茜などの天然染料で染めたウールも用い、自然の恵みから得られる穏やかな色彩を作品に取り込んでいます。
■特別賞 受賞作品
【審査員特別賞】千足 伸行 賞 田野 勝晴「Leaves」
【審査員特別賞】川口 起美雄 賞 宮本 佳子「land」
【審査員特別賞】福島 治 賞 松浦 陽「窓辺の煌めき」
【学生特別賞】伊勢 菜々美「散り咲きて花花」
■ファイナリストの作品
町田 帆実「光あびて」 髙橋 侑子「呼び声」
当社は、本アワードを通じて若手アーティストの創作活動を支援し、日本の芸術文化の発展に貢献してまいります。
※当社で発行している広報誌「Harmony」のコンセプトに基づき、2004年より23年継続して制作。