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サステナビリティ

「SANKI ~Harmony Calendar※~アートアワード2026」
グランプリ決定のお知らせ

2025年11月28日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、若手アーティスト育成支援を目的とした「SANKI Harmony Calendar~アートアワード2026」の最終審査を実施し、グランプリを決定しましたのでお知らせいたします。

■本アワードについて
 本年に新設した本アワードは、当社の経営理念「エンジニアリングをつうじて快適環境を創造し、広く社会の発展に貢献する」に基づき、「自然との調和・循環」をテーマとしたアート作品を募集し、グランプリ受賞作品は、2026年版Harmony Calendarに採用されます。

■選考プロセス
 当社が指名したアート・デザイン分野の有識者7名から推薦された若手アーティスト44名を対象に、627日に1次審査を実施、7名のファイナリストを決定。ファイナリストには、テーマに基づき作品を制作いただき、918日に最終審査を行いました。
 審査会では、審査員が「自然との調和・循環」というテーマの表現力、芸術性、カレンダーとしての親和性などの観点から、多角的かつ厳正な審査を行いました。

■審査員
 千足 伸行 氏 (美術評論家、広島県立美術館 館長、成城大学名誉教授)
 川口 起美雄 氏 (画家、元 武蔵野美術大学教授、絵画工房SCUOLA complex主宰)
 福島 治 氏 (グラフィックデザイナー、東京工芸大学名誉教授、日本デザイナー学院顧問)

■グランプリ受賞作品
 作家:さかい はるか
 作品名:「生命の息づかい」(いのちのいきづかい)
 製作年: 2025  
 サイズ: P40号 
 技 法: 和紙に色鉛筆、パステル

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【制作への想い・作品コメント】
「自然の循環と生命の普遍性」をテーマに、紙に色鉛筆を用いて描いた。画面上に見える小さな命の粒たち。小さな泡が弾け、生命が生まれる。生命は大きな流れの中で、ゆらゆらとあてもなく彷徨い続ける。それらは少しずつ形を変え、時には取り込まれ、そして静かに消えてゆく。身の回りの自然に目を向け、耳を傾けると、あらゆる「繋がり」が見えてくる。顕微鏡で覗いた小さな世界は、まるで宇宙のよう。そこに見えるのは星のように輝く小さな命。この手のひらには、ちょうど葉のように脈が張り巡らされていて、そこに血が通っている。毎朝通る道路脇の水路はこの土地のいたるところに繋がっていて、脈打つように日によって表情を変える。どくどくと。全てのものは生まれ、繋がり、循環し、そしてまた次の命にバトンを渡していく。自然のミクロな構造と、宇宙のマクロな構造が重なり合うイメージを、色鉛筆の柔らかな質感を生かして描いた。

■その他受賞作品

article678-2.jpg審査員特別賞 千足伸行賞 中村 瞭佑「円環の譜」(えんかんのふ)

article678-3.jpg審査員特別賞 川口起美雄賞 すずき しほ「苔だんごの唄」

article678-4.jpg 審査員特別賞 福島治賞 えんどう ゆりこ「呼吸を纏う」(こきゅうをまとう)
 article678-5.jpg審査員特別賞 三機工業賞 橋本 充智「流れ星になる練習」

article678-6.jpg審査員特別賞 三機工業賞 中野 陽菜「空と地が会うところ」

article678-7.jpg学生特別賞 牧野 優希「花が舞う木立の歌」

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article678-9.jpg集合写真(前列左から)川口先生、石田社長、グランプリさかい様、千足先生、福島先生

  当社は、本アワードを通じて若手アーティストの創作活動を支援し、日本の芸術文化の発展に貢献してまいります。

※ 当社で発行している広報誌「Harmony」のコンセプトに基づき、2004年より22年継続して制作。

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