三機工業株式会社

ニュースリリース

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自社施設における自己託送を用いた太陽光発電PPA事業の運用開始

2024年2月27日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、神奈川県大和市に所有する総合研修・研究施設「三機テクノセンター」と主力工場「大和プロダクトセンター」において、太陽光発電PPA事業※1「ソーラーアドバンス」※2(以下「本事業」)エネルギーサービス契約を東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:小西 康弘、以下「TGES」)と締結し、運用をスタートしました。

 本事業は、TGESが両施設に太陽光発電パネル(発電電力計523kW)を設置し、そこで発電された電力を当社が全量買い取って消費する事業です。比較的消費電力の少ない「大和プロダクトセンター」の余剰分は、自己託送スキームを活用して「三機テクノセンター」で無駄なく利用します。本事業による再生可能エネルギー利用により、年間277t分のCO2排出量削減が見込まれます。(2022年度CO2排出量5%相当)

 当社グループは、気候変動問題を本業と直結する課題として捉え、2030年に自らの温室効果ガス排出量(Scope1,2)、2050年にサプライチェーンを含む温室効果ガス排出量(Scope1,2,3)のカーボンニュートラル実現を目指す「SANKIカーボンニュートラル宣言」に基づき脱炭素化の取り組みを進めています。 当社グループでは、今回のPPA事業の他に、各拠点オフィスの電力契約の再生可能エネルギー由来電力への切り替えも進めており、温室効果ガス排出量の削減を着実に進めています。
 今後もグループをあげてカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでまいります。

※1 PPA事業(Power Purchase Agreement):太陽光発電などの再生可能エネルギーの発電事業者と需要家の間で締結される電力購入契約による事業。発電事業者が再生可能エネルギー発電設備を設置し、発電した電力を電力使用者に長期契約で提供する仕組み。
※2 ソーラーアドバンス:お客さまの施設の屋根や敷地に初期投資不要で太陽光発電設備を設置し、保守管理まで一貫したソリューションを提供するTGESのサービス。

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三機テクノセンター太陽光発電システム(イメージ)

 

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三機テクノセンター屋上太陽光パネル

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