三機工業株式会社

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森ヶ崎水再生センター消化ガス発電事業の基本契約を締結

2024年2月26日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、東京都下水道局と「森ヶ崎水再生センター消化ガス発電事業」(以下「本事業」)に関する基本協定ならびに基本契約を締結いたしました。
 森ヶ崎水再生センターは、品川・目黒・大田・世田谷区の大部分、渋谷・杉並区の一部と、多摩地域の野川処理区等の下水を受け入れる国内最大の水再生センターです。
 本事業は、バイオマス資源である下水汚泥から発生させた消化ガス(メタン濃度約60%)を有効利用し、発電による電力および消化槽の加温用温水を確保するもので、DBO方式で事業者が公募されました。

 当社は、東京都下水道局の「2030年カーボンハーフ、2050年ゼロエミッション」実現に貢献するものとして、消化ガス発電機(1,271kW/台×4台(内1台予備))や温水ヒータ(常用:1,160kW/台×1台)等を設けて 森ヶ崎水再生センターの約3割の電力を供給し、年間約1万トンの温室効果ガス排出量削減を主体とした事業提案を行った結果、優先交渉権者に選定され、このたび基本協定ならびに基本契約を締結しました。

 今後、設計・建設契約ならびに維持管理・運営契約を締結し、2027年3月までに施設を建設、20年間にわたり維持管理・運営を行ってまいります。

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当社が提案した森ヶ崎水再生センター消化ガス発電施設(イメージ)

※DBO(Design Build Operate):
 設計・建設と運営・維持管理を民間事業者に一括発注する手法

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