第22回 三機工業電気工事品質大会を開催
2023年11月 2日
三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、10月26日、27日の2日間「第22回 三機工業電気工事品質大会」を三機テクノセンター(神奈川県大和市)で開催しました。
本年度で22回目を迎える本大会は、電気技術者の施工技術向上、施工品質の確保と国家資格である電気工事士の地位向上を趣旨とし、本大会で習得した技術を協力会社内に広く伝え、当社電気工事の品質向上への寄与と次世代への技術の伝承を目的とし毎年開催されているものです。
今大会は各支社・支店から推薦された協力会社17社19名の電気工事士が参加しました。
本大会は筆記課題が50点、実技課題が150点の合計200点で競います。
実技課題は2022年12月に改訂された内線規程で勧告的事項となった、アクセスフロアー内に設置する接続器具(ハーネスジョイントボックス)を床へ固定する課題。また、近年使用頻度の高い樹脂製ジョイントボックス(ナイスハット)を使用し、100V(ボルト)2回路で電灯・コンセント回路への通電を行い、アース線の色別・表示、器具接続部の増し締め確認の重要性を再認識する課題としました。選手の皆さんは作業板上にブレーカ、端子台、配線器具、ボックスを取付け、配管、電線・ケーブルで電気的回路を構築する実技を行いました。
筆記課題は、電気に関連する法規や電気工事時の作業心得、安全ルール、当社技術指導書、計算・設計問題などに取り組みました。
筆記課題終了後に回答・解説を行い、実技課題では参加者も加わって採点を行い具体的な指示・指導を行いました。審査の結果、北陸支店推薦の株式会社川田電気商会 北田 光之介さんが優勝しました。
表彰式では、山中常務執行役員建築設備副事業本部長より日ごろの安全衛生・品質活動への御礼のほか、「経営理念では、技術と英知を磨き顧客満足の向上に努めること、を掲げており、まさに今大会はそれらを発揮する場面。それぞれの地域に戻られてからも自身・家族・会社・お客さまのため、引き続き良い仕事を継続していただくようお願いします。」と挨拶し、大会を締めくくりました。
大会参加者には、当社の社内認定資格「三機工業認定優良電気工事士」が付与され、これまで延べ429名の資格者が誕生しています。
当社は、今後も本大会を継続すると共に、施工技術向上と施工品質確保・統一化に向けた活動に積極的に取り組んでまいります。
実技課題に取り組む選手の皆さん
実技課題を採点
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