三機工業株式会社

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第21回 三機工業電気工事品質大会を開催

2022年11月28日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、11月10日、11日の2日間、「第21回 三機工業電気工事品質大会」を三機テクノセンター(神奈川県大和市)で開催しました。本年度で21回目を迎える本大会は、電気技術者の施工技術向上、施工品質の確保と国家資格である電気工事士の地位向上を趣旨とし、本大会で習得した技術を協力会社内に広く伝え、当社電気工事の品質向上への寄与と次世代への技術の伝承を目的とし毎年開催されているものです。
 本年度の大会は3年ぶりに集合形式で行い、各支社・支店から推薦された協力会社17社18名の電気工事士が参加しました。

 山中常務執行役員建築設備副事業本部長は開会の挨拶で「長期ビジョン“Century 2025”では質と信頼を高めて選ばれ続ける会社を目指しています。そして経営理念では技術と英知を磨き、顧客満足の向上に努めるということを掲げています。本日はまさに電気工事の技術を磨く場面です。賞をとるということは目標の一つになりますが、他の参加者と技術や安全管理について話し合うなどコミュニケーションをとって、今大会をより有意義なものにしてほしいと思います。」と述べました。

 本大会は筆記課題が50点、実技課題が150点の合計200点で競います。
 実技課題は三相4線式で分電盤、接地回路を構成し三相コンセント、単相電灯・コンセント回路へ通電。アース線の種別・識別表示、端子部増し締め確認の重要性を再認識する内容としました。作業板上に配線器具、端子台、ボックスを取付け配管、電線・ケーブルで電気的回路を構築する実技を行いました。
 筆記課題は、電気に関連する法規や電気工事時の作業心得、安全ルール、当社技術指導書、計算問題、単線図を三線結線図に書き変える問題などを中心とした課題に取り組みました。
 筆記課題終了後に回答・解説を行い、実技課題では参加者も加わって採点を行い具体的な指示・指導を行いました。審査の結果、関西支社推薦の株式会社オー・エス・ディの貝原 裕一さんが実技課題・筆記課題ともに1位という好成績をあげ優勝しました。

 大会参加者には、当社の社内認定資格「三機工業認定優良電気工事士」が付与され、これまで延べ410名の資格者が誕生しています。

 当社は、今後も本大会を継続すると共に、施工技術向上と施工品質確保・統一化に向けた活動に積極的に取り組んでまいります。

article465_1.jpg実技課題に取り組む参加者たち

article465_2.jpg実技課題を採点

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