三機工業株式会社

ニュースリリース

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総合研修・研究施設「三機テクノセンター」オープン
~「技術」と「人財」を磨く戦略拠点を構築~

2018年10月11日

 三機工業株式会社(社長:長谷川 勉)は、10月11日に総合研修・研究施設「三機テクノセンター」を神奈川県大和市にオープンしました。この「三機テクノセンター」は、自社不動産である旧三機大和ビルA館を改修し、地上6階・地下1階の延床面積約46,100㎡のスペースに、技術・技能研修、安全体感エリアを含めた研修施設、R&Dセンター、ショールーム、宿泊施設等を設けました。研究・研修・研鑽の場を一つに集約することで機能を高め、「技術」と「人財」を磨く戦略拠点として構築しました。

 当社は、今年度最終年度となる中期経営計画 “Century 2025” Phase1において、事業領域のあらゆる面での「質の向上」を推進しています。
 神奈川県大和市の保有不動産を対象とする再開発計画「STeP 計画」※)の中核となる「三機テクノセンター」は、この中期経営計画の大きな柱の一つとして構築するものであり、今後の当社コア事業発展に向けた戦略拠点となるものであります。
 当センターの活用により、技術力の継承・発展や次世代技術開発を目指し、2019年度からスタートする“Century 2025” Phase2に向けてさらに技術と人財の「質」を高めてまいります。

※STeP <Sanki Techno Park>計画
三機工業の保有不動産である三機大和地区(三機大和ビル地区および旧大和事業所地区)を主とした土地・建物の再開発プロジェクト。「三機テクノセンター」の構築をはじめ、機械システム製造工場の再編、保有資産の有効活用などが含まれる。

【建築・施設の概要】
○所 在 地: 神奈川県大和市中央林間7-10-1
○構   造: SRC構造
○階   数: 地上6階・地下1階
○延 床 面 積: 約46,162㎡

【三機テクノセンターの主な特徴】
① 研修エリア
 地下1階の約2,000㎡の大空間に、「技術・技能研修エリア」と「安全体感エリア」を構築。施工現場を模して構築されたモックアップを活用し、実際に頭と身体を動かしながら実機を用いた研修を受けることで、従来は座学やOJTによって現場ありきで学ぶしかなかった実践的な技術・技能・安全意識等を効率的かつ体系的に身につけることが可能。
 これらの研修は、協力会社にも積極的に活用していただき、質の高い研修を共有・展開することで、技術・施工品質・安全性の向上とさらなる連携強化を図る。

② R&Dセンター
 10月1日より従来の「技術研究所」を「R&Dセンター」に名称変更。AIやIoTの活用を見据えた最新のICT環境のもと、企業や大学関係者などを含めた社内外の連携を重視したオープンラボ方式の自由な研究開発の場を目指す。

③ テクノプラザ
 「アメニティ」「エコ&エナジー」「インダストリー」「環境」の4つのテーマに基づき、当社グループの過去、現在、そして未来に向けた取り組みを伝えるショールーム。三機工業グループの総合エンジニアリングの実力と可能性を伝える。

④ 宿泊施設・アメニティ
 カフェセッションスペース、畳敷きの大広間、談話室など多彩なコミュニケーションスペースを備える一方、140室という十分な宿泊室や食堂・ジム施設を完備した快適な宿泊エリアも確保。

⑤ 地域貢献の拠点
 2013年に大和市と「災害時における帰宅困難者一時滞在施設の提供に関する協定」を締結。三機テクノセンターにおいても協定は継続し、帰宅困難者の受入れ体制を新たに構築。また、地域の方々の憩いの場として根づいた「三機環境園」をセンター内に移設し、地域の方々に常時開放。地域貢献の場としてさらなる充実を図る。


地下1階 安全体感エリア


1階 ショールーム


10月11日 同センター建設工事竣工式典

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