SUSTAINABILITY

サステナビリティ

マテリアリティ(重要課題)

三機工業グループは、さまざまな視点から抽出した課題を「環境・社会価値の向上」と「企業価値(経済価値)の向上」の両面から評価し、5つのマテリアリティ(重要課題)を特定しています。2024年度には事業環境の変化や社会からの要請を踏まえ、実務との連携を強化するためにマテリアリティの見直しの検討を行いました。今後もこれら5つのマテリアリティに経営資源を重点配分し取り組むことで、強靱な経営基盤と持続可能な社会の実現を目指します。

マテリアリティ(重要課題) 取り組み

脱炭素社会への貢献

自社のみならずサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減に取組み、カーボンニュートラルの実現に貢献します。

  • 省エネルギー、創エネルギー提案の推進
  • 脱炭素設備導入・省エネルギー活動による自らの排出量削減
  • 脱炭素技術・製品開発の強化

働く仲間の幸福の追求

取引先を含む「働く仲間」が職場や仕事で感じる幸福度を高める取組みを推進します。

  • 健康と福祉の支援
  • 多様な価値観の尊重
  • 心理的安全性の確保
  • 多様な人財の育成と活用

エンジニアリングを活かした
快適環境の構築

快適な空間や作業環境、環境負荷低減の実現など、多様な「快適環境」を構築します。

  • 快適空間の提供
  • 自動化省人化による生産性向上
  • 環境負荷の低減

新たな社会価値の創造

社会課題に対して持続可能な解決策を提供し、新たな価値の創造に挑みます。

  • 循環型社会への挑戦
  • 新規事業・市場への進出
  • イノベーションの促進
  • 地域社会との連携(社会貢献、災害復興支援など)

安定した収益と経営基盤の強化

サステナビリティ経営の基礎となる安定した収益確保とガバナンス、人的資本、財務面における経営基盤の構築・強化を図ります。

  • 事業活動基盤の強化
  • リスクマネジメントの強化
  • 財務基盤の強化
  • 内部統制の整備
  • 人的資本の強化
  • ステークホルダーとの信頼関係の構築

マテリアリティ(重要課題)の特定プロセス

  • STEP 1:課題の抽出

    以下から事業活動とそのインパクトを評価し、34項目の課題を抽出

    • 当社グループの事業活動のバリューチェーンの状況とリスク・機会、長期的なビジョンや戦略
    • 国際的なガイドラインや経済・社会・環境の外部環境及び社会的要請
  • STEP 2:優先順位付け・妥当性確認

    • 抽出した課題を企業価値の向上および環境・社会価値の向上の2軸で重大性を評価、優先順位付けし、5つのマテリアリティとして特定
    • 当社グループの重要な課題が網羅されているか、ステークホルダーの期待が反映されているかを吟味し、最終化
  • STEP 3:最終検討・承認

    • 各部門による確認・検討
    • サステナビリティ委員会における検討・承認
    • 取締役会における審議・決定

STEP 1で参照したガイドライン等

(組織内)

  • 長期ビジョンや事業戦略、経営計画
  • 役員・各部門との意見交換
  • 社内アンケート

(組織外)

  • ISO26000
  • SDGs
  • GRIスタンダード
  • SASBスタンダード
  • ESGに関する調査・評価(DJSI等)
  • 統合報告書アンケート
  • 外部有識者、アドバイザーの意見・助言
  • グローバルリスク報告書

マテリアリティ(重要課題)の見直し

2024年度の見直しにあたっては、従業員一人ひとりがマテリアリティを自分ごととして実践に移していく必要があるとの考えのもと、以下のアンケートから問題点を洗い出し、マテリアリティに寄与する取り組み項目を精査しました。今後も必要に応じて見直しを実施していきます。

①全社マテリアリティアンケート
マテリアリティの周知と意見収集を目的として、全グループ従業員向けにアンケートを実施

②各部門アンケート
日常業務とマテリアリティとの関係性についての意見収集を目的として、執行計画の各施策についてアンケートを実施

前中期経営計画"Century 2025"Phase3(2022~2025年度)におけるマテリアリティの施策・指標

Phase3(2022~2025年度)におけるKPIに対する2024年度の実績はこちらをご覧ください。

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