6言語版安全衛生手帳で多様な人材に対応した安全衛生教育を推進

2023年12月18日

　三機工業株式会社（社長：石田　博一）は、近年増加する建設現場で働く外国人労働者に現場安全ルールをわかりやすく伝え、より一層の安全意識向上を促すため、外国語版安全衛生手帳を作成しました。
　安全衛生手帳は、正しい作業方法や当社現場ルール、安全衛生に関する法令など、建設現場に従事する全員が遵守すべき内容を手帳サイズにまとめたハンドブックで、当社の建設現場では全員が携帯し、新規入場者教育や朝礼などで活用しています。
　今回作成した外国語版安全衛生手帳は、当社安全衛生手帳から特に理解してほしい安全衛生ルールをピックアップし、建設現場で働く外国人の母国語に多いベトナム語、中国語、インドネシア語、タガログ語、ポルトガル語に英語を加えた6言語に翻訳したものです。
　実際に現場で働く外国人が理解しやすい表現・内容とするため、日本語固有の表現や建設用語には説明を付記するなど、正しい意味が伝わるよう翻訳を工夫するとともに、当社社員、協力会社社員が内容をチェックし、その意見も反映させました。
　今後は当社の建設現場に従事する外国人労働者を中心に2024年1月より順次配布し、安全衛生教育などに活用していきます。
　当社はマテリアリティ（重要課題）として「働く仲間の幸福の追求」を掲げ、ダイバーシティを推進しています。多様なバックグラウンドを持つ仲間にとってより安全で働きやすい職場環境の実現のため、引き続き取り組んでまいります。

ベトナム語による作業服装・保護具と現場の整理整頓ルールの例

ベトナム語による現場安全標識の説明例※

　※ 6言語版安全衛生手帳に独自の内容として掲載