BCP（事業継続計画）訓練を実施

2023年10月27日

　三機工業株式会社（社長：石田　博一）は、2022年4月に構築したBCMS（事業継続マネジメントシステム）活動の一環として、緊急事態発生時の対応と事業継続を阻むリスクに対し、迅速な事業復旧を図る「BCP（事業継続計画）訓練」を三機工業グループで毎年実施しています。

　関東大震災から100年を迎えた本年度は、最大震度7の大規模地震を想定した「自然災害」のBCP訓練を10月6日に全拠点で実施しました。当訓練では、地震発生時の体験を目的に、パンや米などの非常用食品の実食やエアマット、簡易トイレを社員が実際に体験。さらに勤務地から自宅までの帰宅距離15km以内の従業員の一部が徒歩による帰宅訓練を行い、各自が所持している非常用品セットを携行しながら、帰宅経路や所要時間、沿道の様子、避難所、休憩場所、災害時支援ステーションの確認をしました。

　この他、9月から10月にかけて「労働災害」、「サイバー攻撃」や「不祥事」を想定した初動から復旧までの対応について経営層を含むディスカッション形式での訓練を実施。各訓練に参加した役員および従業員から現状の課題・懸念点などを洗い出し、今後のBCP（事業継続計画）の改善に活かします。

　当社は、緊急事態発生時においても、お客さまをはじめ三機工業グループにかかわるすべての皆さまに安心していただけるよう、様々な事象に対し継続的な訓練を重ね、リスク対応力の強化に努めてまいります。

事業継続を阻む７事象