「震災復興プロジェクト」を継続的に推進

2023年3月 9日

　三機工業株式会社（代表取締役社長：石田博一）は、東日本大震災の翌年、2012年5月に発足した全社横断的な取り組み「震災復興プロジェクト」の活動を継続的に推進しています。
　このプロジェクトは、被災エリアの復興事業に積極的に参画すべく、的確な情報収集に努めるとともに当社独自の総合エンジニアリング力を生かした提案をおこない、東北地域の早期復興に貢献することを目的として発足しました。
　プロジェクトメンバーは社内の各部門から選出され、この11年間で延べ188名が参加。現業部門から管理・支援部門も交え、事業を通してだけでなく、社員を対象とした防災への啓蒙活動や社会貢献活動への関与もおこなってきました。 11年目を迎えた今年度は以下のような活動を実施中です。

　11年目を迎えた今年度は以下のような活動を実施中です。
 

• 農林水産省の呼びかけ「食べて応援しよう！」に賛同し、当社独自の取り組み「うんと、うめぇ！東北フェア～東北からの贈り物～」と題した三機テクノセンター内食堂での東北産食材を利用した昼食を毎年3月に1週間の期間提供。
   
• 震災直後の被災状況や、東北支店を中心に協力会社とともにおこなったお客様への復旧支援活動、本社をはじめとする他拠点からの支援状況などを記録動画として製作。動画を通じて当時のさまざまな経験を社内に情報共有するだけでなく、三機テクノセンターロビー内、「記憶を紡ぐ」をテーマにした震災復興コーナーにてダイジェスト版を上映し、来訪者の視聴も可能としています。
   
• 東日本大震災に限らず、近年の大型台風や豪雨の被害を受けた地域の様子を知り、被災地への関心も高めるため、被害を受けた地域の特産品カタログギフトの購入支援を当社グループ内で展開中。

　このほか被災地域の復興状況の視察、青森民謡協会主催の大会協賛なども継続的におこなっています。

　まもなく東日本大震災から12年目を迎えますが、今も各地で大型地震の発生や、台風などによる自然災害が相次いでいます。これからも当社グループは、震災記憶の風化の防止、防災減災情報の共有を図り、社会の一員として地道な活動を継続し、つぎの災害対応に繋げて参ります。

「うんと、うめぇ！東北フェア～東北からの贈り物～」

三機テクノセンターロビーにて公開中の記録動画