三機工業株式会社

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第20回 三機工業電気工事品質大会を開催

2021年11月30日

 三機工業株式会社(社長:石田 博一)は、11月9日~12日にかけて「第20回 三機工業電気工事品質大会」を開催しました。本年度で20回目を迎える本大会は、電気技術者の施工技術向上、施工品質の確保と国家資格である電気工事士の地位向上を趣旨とし、本大会で習得した技術を協力会社内に広く伝え、当社電気工事の品質向上への寄与と次世代への技術の伝承を目的とし毎年開催されているものです。本年度の大会は昨年同様、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するために、これまでの集合形式に代わり各支社・支店単位での分散開催として実施し、各支社・支店から推薦された協力会社18社21名の電気工事士が参加し、実技課題と筆記課題に取り組みました。

 実技課題は、分電盤MCCB、ELCB、接地回路を構築し電灯、コンセント、ファン回路へ通電。外灯は自動点滅器を設置し点滅試験を行い、アース線の種別・識別表示、端子部増し締め確認の重要性を再認識する内容としました。MCCB、ELCBは接地線ED、ED(ELCB用)の誤接続を防止するため、本体からアースリード線付を使用。また、今回は同大会20回の節目を記念して、ケーブル等で20の数字をイメージした構成を作業板上で配管・配線する実技を行いました。
 筆記課題は、電気に関連する法規や電気工事時の作業心得、安全ルール、当社技術指導書、計算問題、単線図を三線結線図に書き変える問題などを中心とした課題に取り組みました。筆記課題終了後に回答・解説を行い、実技課題では参加者も加わって採点を行い具体的な指示・指導を行いました。なお、本大会は分散開催であることを考慮し、本年度も順位をつけない方式としています。
 大会参加者には、当社の社内認定資格「三機工業認定優良電気工事士」が付与され、これまで延べ392名の資格者が誕生しています。國廣常務執行役員建築設備副事業本部長の挨拶では「施工現場でのトラブル対策には多大な労力と時間を要する。施工計画の段階でリスクを考え現場の皆さんに正確に伝えることがトラブル防止にとって重要です。本日得た優良電気工事士としての知識を先輩や同僚へ伝達し情報共有を図っていただきたい」と述べました。

 当社は、今後も本大会を継続すると共に、施工技術向上と施工品質確保・統一化に向けた活動に積極的に取り組んでまいります。

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  実技課題に取り組む参加者たち

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実技課題を採点

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