三機工業株式会社

ニュースリリース

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三機スマートオフィスデモルームの開設

2011年11月30日

 三機工業株式会社(社長:有馬修一郎)は、このたび本社移転にともない、本社(中央区明石町:聖路加タワー)41階に「三機スマートオフィスデモルーム」を開設しました。

 
 本デモルームは、三機スマートオフィスマネジャー「SSOM」の開発により、昨今の省エネルギー・省電力需要の増加に対し、設備面から総合的な対策を講じるとともに、快適性を追求したオフィスをどのように実現するかを紹介するショールームです。コンセプトだけではわかりにくい制御のありかたや実際の効果を実体験していただくことができます。
 三機スマートオフィスデモルームでは、実際のオフィスをモデルとして、入退出管理や照明・空調制御システムなどのビル設備と、IP電話やパソコン、タスクライトや電動ブラインドなどのオフィス環境が相互に連携している状況をご覧いただくことができます。主な特長は次のとおりです。
  1. 実際のオフィス照明では世界で初めての試みとなる、シスコシステムズの Cisco UPOE(注記1)を利用したLANケーブル1本で点灯や調光が可能な直流電源供給によるLED照明システムを設置しました。
  2. 当社で開発した、照度、温度、湿度を無線LAN環境で情報収集するワイヤレス複合センサやオフィス内の在室人数や個人単位の在・不在を判定し、空調や照明との連携を可能とするスマート在席センサを装備しています。
  3. 従来の部屋全体を冷暖房するVAV方式に対し、このスマート在席センサを活用することで、人の在・不在に応じてより省エネ運転の可能なタスク&アンビエント空調をご提案します。タスク空調は、机上に設置した小型空調機で行い、アンビエント空調は天井に設置する冷輻射パネルとVAV吹出の組合せで行います。なお、今回のデモルームでは、タスク空調の設置までを実演していますが、今後、天井部のアンビエント空調を実装し、従来のVAV方式に対し、20%程度省エネ可能なタスク&アンビエント空調を展示する予定です。
 今回、デモルーム開設と同時に本社9Fのオフィスにも同様のシステムを導入しています。そこではオフィスの消費電力の約40%を占めると言われている、照明・コンセント電力(情報機器の待機電力なども含む)を実際に30%以上削減しています。
 
注記1:Cisco UPOE 【Cisco Universal Power Over Ethernet】
通信機器として広く使用されているスイッチであるCisco® Catalyst® 4500Eスイッチ向けの業界初となる60ワットの電源供給可能なパワー オーバー イーサネット(PoE)機能

●三機スマートオフィスデモルーム概観

三機スマートオフィスデモルーム概観

●三機スマートオフィスマネジャー「SSOM」画面

三機スマートオフィスマネジャー「SSOM」画面

 

以上

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