『SANKI YOUエコ貢献ポイント』制度を強化
～和歌山県、滋賀県と森づくり協定を締結～

2023年3月29日

　三機工業株式会社（社長：石田　博一）は、2010年度から、お客さま設備のCO2削減と環境保全活動の両面から持続可能な社会の実現に貢献する『SANKI YOUエコ貢献ポイント』制度^※1を通じて、森づくりへの支援を行ってまいりました。2022年度からは、お客さまの脱炭素化へのご支援とサステナブルな社会の実現へ向け、さらなる貢献を果たすため、当制度のポイント換算率をCO2削減量1トンあたり100円から200円に引き上げ、環境保全活動への支援を拡大してまいります。

　これに伴い、支援先を拡大し2023年3月14日に和歌山県、白浜町と企業の森「森林保全・管理協定」調印式を、3月24日に滋賀県、栗東市立会いのもと、金勝生産森林組合、栗東市観光協会と「琵琶湖森林づくりパートナー協定」調印式を行いました。
　和歌山県白浜町では『SANKI YOUの森 南紀白浜』、滋賀県栗東市では『SANKI YOUの森　琵琶湖こんぜ』と名付け、地域のみなさまと共に、未来を紡ぐための森づくりに参画いたします。今後は、当社グループ社員参加の植栽活動などの地域交流を通じて、森づくりと共に地域に寄り添った活動となるよう進めてまいります。
 

調印式（和歌山県庁にて）

調印式（栗東市立森林体験交流センターにて）

【和歌山県 企業の森 森林保全・管理協定】
　和歌山県（知事：岸本 周平）、白浜町（町長：井澗 誠）との三者協定。白浜町の熊野古道大辺路沿いの森林を育成し、広葉樹の植栽・育成を予定しています。

【滋賀県 琵琶湖森林づくりパートナー協定】
　滋賀県、栗東市を立会人とし、金勝生産森林組合（組合長理事：澤 幸司）、栗東市観光協会（会長：田中 義信）との三者協定。栗東市金勝地域の森林整備と地域活性化につながる森林利用施設を整備し、スギ・ヒノキの育成を予定しています。森林空間を活用した新たな価値創出に対する支援までを含む県内初の事例となります。

　三機工業グループは、気候変動問題を総合エンジニアリングを展開する当社グループの本業に直結する課題と認識し、その解決に向けて建築設備やプラント設備など多様な分野で省エネルギー・脱炭素技術の開発ならびに導入拡大を進めています。2022年2月に実施したSANKIカーボンニュートラル宣言^※2を実現するための具体的な施策の一つとして、『SANKI YOUエコ貢献ポイント』制度を通じ、今後も持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※1 『SANKI YOUエコ貢献ポイント 』制度とは
　当制度は、当社グループの施工において、お客さまに当社の省エネ提案を採用いただいた場合のCO2削減量をポイントに換算（CO2削減量1トンあたり200円）して、環境保全活動への支援に役立てる当社独自の取組みです。お客さまと共に地球温暖化防止と持続可能な社会の実現に貢献することを目的に、これまで水源涵養林の育成や植生の多様性を生かす森づくりへの支援を行ってまいりました。

※2 SANKIカーボンニュートラル宣言とは
　三機工業グループは、世界が直面する気候変動問題に真摯に取り組み、グループ自らの温室効果ガス  排出量（Scope1，2）においては2030年までに、サプライチェーンを含む温室効果ガス排出量  (Scope1，2，3）においては2050年までにカーボンニュートラルを目指します。

・掲載順につきましては、調印式の日程順としております。