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技術開発
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AIごみクレーンシステム

ごみクレーン操作の自動化により効率的・安定的な運転管理を実現します。

ごみ焼却施設では、労働者不足や運転管理のコスト削減に対応するため、自動化・省力化ニーズが高まっています。ごみ焼却施設の運営管理業務は、主にごみのクレーン操作、焼却設備運転、巡回点検などがあり、なかでもごみのクレーン操作は、ごみピットに投入されたごみを焼却炉に投入する前に、ごみの種類や高さを判断し、クレーンを用いてごみを破袋・撹拌して均一化する必要があり、その判断や操作には作業員の高い経験値が求められます。

この度開発したAIごみクレーンシステムは、まずステレオカメラによりごみが貯留されたピット内の画像を区画化し、ごみの種類と高さをそれぞれ画像識別AIと状況判断AIによりリアルタイムに認識。ごみの投入要求や搬入扉の開閉状態を情報として与え、クレーンをどのように操作するか判断・指示します。画像識別AIについては国立研究開発法人産業技術総合研究所と共同開発しました。

当システムの導入により、作業員の作業負荷を大幅に削減し、夜間のクレーン操作を手動でおこなった場合に比べ約60%の省力化を実現。効率的でかつ安定的な運営管理を確立することができます。

 

AIごみクレーンシステムの概念図

 

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