三機工業株式会社

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「エスコン®ミニ」シリーズにバイオマスプラスチック採用
-コンベヤ業界初 CO2を20%削減-

2010年10月28日

 三機工業株式会社(社長:有馬修一郎)は、このたび全国の製造・物流ライン等で使用されているアルミ製軽搬送用ベルトコンベヤ「エスコン®ミニ」シリーズにおいて、コンベヤ業界初となるバイオマスプラスチックを標準採用しました。

 
 従来、同シリーズは、側面カバーやプーリ受け具等外装部品の一部に樹脂部品を使用していました。これらは、製造過程で消費する燃料が多く、また焼却廃棄処理過程でも多くのCO2を排出します。
 新「エスコン®ミニ」シリーズでは、樹脂部品に代えてバイオマスプラスチックを採用することで、製造、廃却時のCO2発生を抑制します。

1.CO2排出量を約20%削減

 とうもろこしなどから採れる有機性資源を混合したバイオマスプラスチックを外装部品の一部に採用することにより、製造時および焼却廃棄時のCO2排出を約20%削減しました。

2.ブラシレスモータ採用で消費電力を約25%削減

 「エスコン®ミニ」シリーズのうち8割を占める変速タイプには、制御方式を最適化した「ブラシレスモータ」を標準搭載。ロータ部にブラシ(整流用ブラシ)ではなく永久磁石を使用することで、動力効率がアップするとともに、電気損失を抑えることが可能となり、CO2を約25%削減、消費電力も約25%削減します。
 
 バイオマスプラスチックとブラシレスモータの採用により、コンベヤ1台あたり約43kgのCO2削減が可能となります。(当社比)
 
 2010年11月1日以降出荷分より採用を予定しており、今後さらに多くの製品に採用していく計画です。
 
 
「エスコン®ミニ」シリーズにバイオマスプラスチック採用
 
 
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