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インタビュー事例紹介
vol.72026.05.16
[お客さまインタビュー]コスモエネルギーホールディングス株式会社様
働き方改革
オフィス移転
2025年7月に創業以来初となる本社移転を実現された、コスモエネルギーホールディングス株式会社様を訪問し、移転の経緯と、ITインフラ整備における三機工業の取り組みについてお話を伺いました。
記事の内容は2026年4月28日時点のものです。
[お客さまインタビュー]コスモエネルギーホールディングス株式会社様
写真左から:
コスモ石油ルブリカンツ株式会社 管理部 人事・総務グループ 神保 絵梨香様 ※
コスモエネルギーホールディングス株式会社 IT推進部 セキュリティ・インフラグループ 山岸 正和様
コスモ石油マーケティング株式会社 広域販売部 販売2グループ 石井 由香子様 ※
※移転当時:法務総務部 本社移転プロジェクトグループ
 
三機工業株式会社 ファシリティシステム事業部 栗原 有志
三機工業株式会社 ファシリティシステム事業部 大部 勇斗
三機工業株式会社 ファシリティシステム事業部 水間 絢亮
三機工業のサポート
コスモ石油マーケティング株式会社 石井様:
本社移転プロジェクトがスタートしている中、三機工業さんには、弊社側の現状把握もままならない状態からサポートいただきました。課題を整理しながら道筋を示してくださったことが、タイトなスケジュールを走り切る原動力になったのをよく覚えています。
コスモエネルギーホールディングス株式会社 山岸様:
移転初日にトラブルが発生しなかったことが、すべてを物語っています。拍子抜けするほどスムーズな立ち上がりに、三機工業さんの仕事の質を実感しました。
コスモ石油ルブリカンツ株式会社 神保様:
こちらからの難しい要望に対しても「No」を出さず、常に前向きな姿勢で応えてくれました。そのひとつひとつの積み重ねが、パートナーとしての信頼につながっていったと思います。
創業以来初の移転プロジェクト
Q.本社移転に至るまでの背景を教えてください。
石井様:
旧オフィス所在地域の再開発を機に、創業以来約40年で初の本社移転を決断したのがきっかけです。もちろんこれまでも、時代の流れとともに改修や増減床は重ねておりました。しかし、場当たり的な対応の積み重ねにより、オフィス全体の統一感は失われていく一方でした。移転は、そうした積年のオフィスに関する課題を解消する好機でもあったと感じています。
コスモ石油マーケティング株式会社 広域販売部 販売2グループ 石井 由香子様 ※移転当時:法務総務部 本社移転プロジェクトグループ
Q.移転前のITインフラは、具体的にどのような状況でしたか?
山岸様:
移転前のIT環境は、決して良好とは言い難いものでした。古いビルであったため制約が多く、部署移動のたび、ハブを継ぎ足しながら有線LANを延ばす対応を繰り返しており、いま思えばまさに綱渡りのような状況だったと思います。レイアウト変更のたびに専門業者による配線工事が必要となり、準備から確認まで丸一日がかかることも珍しくありませんでした。
神保様:
無線LANの品質が安定せず、オンライン会議中の接続切れが頻発し、業務の品質を保てない点は明確な問題でした。会議室のモニターにも統一感がなく、操作方法が異なるせいで総務への問い合わせが絶えない状況が続いていました。
コスモ石油ルブリカンツ株式会社 管理部 人事・総務グループ 神保 絵梨香様 ※移転当時:法務総務部 本社移転プロジェクトグループ
確実な移転を支えたパートナー選定
Q.三機工業を選定した決め手を教えてください。
石井様:
プロポーザルによる入札でしたが、実は手を挙げてくださった企業は多くありませんでした。プロジェクトが進行中の段階で参画してもらうなか、スケジュールがタイトであったことが理由の一つだと認識しています。そのような状況でも、前向きな姿勢を示してくださったのが三機工業さんです。提案段階から、状況を把握した上で現実的な工程を示していただいたことが、初めの信頼につながったと感じています。
山岸様:
選定の決め手は、話を重ねるほどに解決の糸口が見えてくる、実現性の高い提案力です。現状把握から始めなければならないプロジェクトでしたが、こちらの状況を丁寧に受け止め自律して主体的に動いてくれる姿勢が、時間的な余裕のない私たちには頼もしく映りました。確実な移転という一点にフォーカスされた提案は、石油事業者として安全を最優先する弊社の文化と合致するものだったと思います。
神保様:
最終的な決断を後押ししてくれたのは、オフィス移転に関する豊富な実績です。以前から当社と取引のある金融機関とも付き合いがあると知り、安心して業務を任せることができました。
コスモエネルギーホールディングス株式会社 IT推進部 セキュリティ・インフラグループ 山岸 正和様
三機工業がコスモの社員に見えた
Q.三機工業との協働で、印象に残っていることを教えてください。
神保様:
ベンダーの選定作業は、三機工業さんのおかげでスムーズに進んだと感じています。複数の選択肢をそれぞれの特徴とともに整理していただけるため、自信を持って社内に選定結果を説明できました。
石井様:
全体のプロジェクトマネジメントは別の会社に委託しており、PM2社体制という前例のない状況でした。相談に応じてセカンドオピニオンを提示してくださるなど、我々プロジェクトメンバーの精神的な支えにもなってくれたと思います。
山岸様:
ITコンサルという役割の範囲にとどまらず、移転プロジェクト全体のパートナーとして動いてくれました。引っ越し当日も現場に終日残り、旧オフィスでの機器の最終確認まで対応してくれたことをよく覚えています。プロジェクト中の三機工業さんは、間違いなくコスモの社員でした。
大部:
お客様が社内稟議を通すための材料を整えることも、私たちが担うべき役割の一つです。根拠や背景を省略せず丁寧に示すことは、スムーズな意思決定を促すうえで欠かせません。
栗原:
プロジェクトの序盤、サーバールームの要件をすぐに決めなければならない場面がありました。選択肢を素早く整理して提示したことで、その後の相談も円滑に進むようになりました。最初の段階でどれだけ素早く、かつ的確に動けるかが、プロジェクト全体の雰囲気をつくると実感しています。
水間:
プロジェクトが佳境を迎えるにつれ、ミーティングの頻度は週2回からほぼ毎日になりました。最終的には、コスモエネルギーホールディングス様のオフィスに常駐に近い形で入らせていただき、まさにチームの一員として動いていた感覚があります。
三機工業株式会社 ファシリティシステム事業部 大部 勇斗 三機工業株式会社 大部 勇斗
三機工業株式会社 ファシリティシステム事業部 栗原 有志 三機工業株式会社 栗原 有志
三機工業株式会社 ファシリティシステム事業部 水間 絢亮 三機工業株式会社 水間 絢亮
コスモらしさを体現する新オフィス
Q.新オフィスのコンセプトを教えてください。
石井様:
コンセプトは「未来に向けて、働きやすく コスモらしい ワクワクするオフィス」。ペーパーレス化を軸とした効率化、会議室予約システムやデジタルサイネージの活用、ABW(Activity Based Working:業務内容に応じて働く場所を自由に選択できる働き方)の導入など、複数カテゴリーを設けて具現化を進めていきました。
神保様:
コスモらしさという点では、人を感じるオフィスになったと思っています。これから入社する方にも、コスモの文化や姿勢が伝わりやすい空間になったのではないでしょうか。
山岸様:
弊社のロゴは丸みを帯びたデザインで、オフィス全体にもそのデザイン哲学が随所に反映されています。尖らず、誰もが居心地よく過ごせるコスモらしい空間づくりに成功しました。
大型サイネージを設置した
ブランディングウォール
LEDビジョンを設置したカフェエリア
「CONNECT PARK」
Q.ABWの導入により、IT環境はどのように変わりましたか?
石井様:
最大の変化は、全席でWi-Fiが安定して利用できるようになったことと、有線LANを原則廃止したことです。もともとノートPC中心の働き方だったこともあり、どの席でもケーブルなしにすぐ仕事が始められる環境がようやく整いました。
山岸様:
三機工業さんのサポートのもと、位置情報技術(ビーコン)を活用した在席確認システムや会議室予約システムも導入しています。会議室すべてにモニターを完備したことで、印刷物を持ち込む文化がなくなりペーパーレス化が進みました。場所や機器に縛られない、自由な働き方の実現に成功しています。
オフィス内の各所に設置された
デジタルサイネージ
Q.移転後、どのような変化がありましたか?
石井様:
人事発令があっても複雑なIT工事が不要になり、総務部門の対応負荷が軽減されました。以前は部署移動のたびにレイアウト変更とIT工事が連動して発生し、1ヶ月前の発令でも対応が間に合わないケースも珍しくありませんでした。現在は什器の配置調整だけで対応が完結し、休日のIT工事を実施する必要がなくなっています。
山岸様:
移転後、社員からネットワークが快適になったという声が届きました。トラブルを覚悟していただけに、その言葉でプロジェクトの苦労が報われた気持ちになったのをよく覚えています。移転前は「有線LANがないと不安」という声が多く上がっていました。念のため有線LANポートを一部設置しましたが、現在はほとんど使われていません。安定した無線環境が整ったことで、社員の意識が自然に変わったのだと思います。
神保様:
各部屋にあるモニターの操作方法が統一されたことで、機器の使い方に関する問い合わせがほとんどなくなりました。利用する側も、サポートする側も、余計な負荷から解放されています。
スマートAVシステムを導入したセミナールーム
長期的なパートナーシップの実現へ
Q.今後の展望を教えてください。
石井様:
整備したIT環境の維持管理とリニューアルは、継続的に取り組むべき課題です。現在の水準を保ちつつ、技術の進化に合わせながらどのようにオフィスを更新していくのかについては、引き続き三機工業さんのお力をお借りして考えていきたいと思います。
栗原:
短期間の中でも密度の濃いお付き合いをさせていただきました。移転完了後も、疑問が生じた際にはすぐご相談いただける関係性が続いています。これからもITだけにとどまらず、長期的にオフィスの課題をともに解決する存在でいられるよう努めてまいります。
【編集後記】
約40年分の課題を一気に解消するという、コスモエネルギーホールディングス様にとって歴史的な意味を持つ移転に携わらせていただきました。プロジェクトメンバーのみなさまとともに、課題をひとつひとつ丁寧にほどきながら進めたこの経験を糧に、今後も社員の一員の気持ちでお役に立てることを楽しみにしています。
インタビュー6
お客さまプロフィール
  • 会社名:コスモエネルギーホールディングス株式会社
  • 所在地:東京都中央区京橋一丁目7番1号 TODA BUILDING
  • 設立:1986年
  • 業態:石油事業
  • https://www.cosmo-energy.co.jp/
プロジェクト概要
  • 移転対象:約1,000名
  • 面積:約3,600坪(約12,000㎡)
  • プロジェクト期間:2023年8月~2025年7月