よくあるご質問
- 1トランスヒートをはじめた経緯については?
- 12000年にドイツにて実用化。
2003年にドイツから基本技術を導入し、2004年から2006年にかけて当社にて国内向けに導入開発しました。
- 2従来からの熱利用との違いは何ですか?
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1.未利用エネルギーとして活用。
200℃以下の低温の産業排熱は、そのまま熱エネルギーの形態で放出されています。
私たちの生活で利用している給湯、暖房、空調は100℃以下の熱エネルギーで賄うことができます。
当社では潜熱蓄熱技術を利用して、それら民生用の熱エネルギーとして活用しています。
2.オフライン方式の熱輸送
従来、熱輸送はパイプラインでつなぐオンライン方式でしたが、トランスヒートコンテナでは、車輌で熱を運搬するオフライン方式による熱輸送ができるため、インフラ整備などのイニシャルコストを削減でき、複数の施設に必要な時にエネルギーを供給することができます。
- 3トランスヒートコンテナは、既存の施設に導入は可能ですか?
- 3導入可能です。ただし、熱源設備、熱利用設備の設置工事、既存施設の改造工事は必要です。
- 4どのような車輌が必要ですか?
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①従来型は、セミトレーラータイプのトラック輸送。(20tもしくは24tの標準品)
大型牽引免許必要です。
②簡易型は、産業廃棄物業者様の収集車(脱着ボデー車)で対応できます。大型免許が必要です。
- 5熱の供給元はどのようなところですか?
- 5廃棄物焼却施設、下水汚泥焼却施設、温泉熱、地熱、発電所、製鉄所、その他工場の排熱(蒸気、温水、排ガス)などの他、太陽熱も利用可能です。
- 6熱利用先はどんなところがありますか?
- 6オフィスビル、病院、温浴施設などの冷暖房や給湯、野菜や花卉の栽培等です。
- 7排熱回収から利用先まで熱輸送できる距離(輸送計画)はどのくらいですか?
- 7時間的には片道1時間程度を目処としています。交通が道路整備情況により変わりますが、距離的には10~30km位と考えています。
- 8イニシャルコストについて
- 8ご相談ください。
- 9補助金は活用できますか?
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環境省、農林水産省、国土交通省の補助金を活用している事例はあります。
年度により補助制度や対象が変わりますのでご相談下さい。
- 10蓄熱材は安全ですか?
- 10酢酸ナトリウム三水和物は食品添加物、エリスリトールは食品ですので安全です。
ただし、運用的には高温になるため注意が必要です。