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昭和基地は、1957年(昭和32年)に開設されて以来、第2次隊の越冬不成功と1962年から65年までの4年間一時中断があったものの、それ以降、毎年、夏隊、越冬隊が派遣されている。
これらの観測隊によって、宇宙、大気、地殻、氷雪、生物などの研究観測が行われている。 1991年(平成3年)に南極条約に「環境保全議定書」が追加されて以来、三機工業は、環境問題に取り組む企業として、南極観測に協力している。
三機工業からの派遣者は、環境保全部門を担当し、ごみの発生量と質の調査、排水の量 と質の調査にはじまり、ごみ焼却設備の設計・製作・設置および排水処理設備の設計・製作・設置を順次行っている。
設備設置後は、設備の運転管理が日常業務となる。 昭和基地のごみは焼却処分されるが、その灰は梱包され持ち帰ることになる。
しかし、これまで30年以上に亘って廃棄されてきた燃料、ドラム缶や雪上車等の重量 廃棄物が山積みになっており、その一部廃棄物の持ち帰りを始めている。
昭和基地の汚水は、薬品により処理を行い、生活排水については、そのまま海へ放流し、一部は岩肌に捨てられていた。 その結果、藻が発生することがあった。
また、氷の下では海の流れが鈍いため、薬品処理の排水では薬品そのものが長時間に亘って海の中に滞留することも考えられるので、日本の河川に放流できる規制値まで浄化処理を行って放流している。
美しい南極をありのままに残そうという世界規模の行動に、三機工業がわずかながら協力できたことを誇りに思い、今後も南極の調査・研究に積極的に参加していきたいと考えている。
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