三機工業株式会社

ニュースリリース

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2018年度入社式 社長挨拶

2018年4月 2日

三機工業株式会社(社長:長谷川 勉)は、4月2日に、2018年度入社式を行いました。入社式における社長挨拶の主旨は以下のとおりです。

 みなさん、入社おめでとうございます。
 今ここに80名の新たな三機工業の仲間を迎え、これからみなさんがどんな活躍をしていってくれるだろうと、私はとてもわくわくしています。

 みなさんそれぞれ個性をもっていると思います。会社というチームは、まさに個性の結集であり、その結集こそ強みだと思っています。ぜひ、当社でその個性を生かしながら、モノづくりを楽しみ、自分の成果に誇りをもって業務に取り組んでいっていただきたいと思います。

<三井のルーツ・正直さ>
 さて、ご存知のとおり、当社は三井グループの一社です。
  三井グループの歴史の源は、三井高利という人で、越後屋という呉服屋を営んでいました。 それまで呉服屋には商品の定価というものがなく、「ツケ払いの掛売り」という価格もあいまいな不明朗な商売であり、値段も高くなりやすかったそうです。

 そんな中、三井高利氏は、「現金掛値なし」という新たな商法で、定価を設け、従来より低価格でお客さまに呉服を提供し、多くの人から支持を得ていたそうです。ごまかしのない、正直な精神で、お客さまから信頼されていました。

私たちも、みなさんも、この三井のルーツである「正直さ」を大切にしていただきたいと思います。

<"Century 2025"Phase1 三機テクノセンター>
 当社は、2016年度から10年間の長期ビジョンとして、"Century 2025"という計画に取り組んでいます。
 "2025"は、2025年を意味しており、当社が創立100周年・三機工業一世紀という大きな節目を迎える年です。
 質や信頼を高め、さらにお客さまから選ばれることをテーマに掲げており、今年度はその計画の第一段階であるPhase1の最終年度になっています。

 今年の秋ごろには、神奈川県大和市に建設を進めている新たな研修・研究施設「三機テクノセンター」がオープンします。この施設は、みなさんに人事研修や技術研修、現場での安全面の模擬体感研修などを受けてもらう施設です。みなさんの技術力向上と、仲間とのコミュニケーションの場として、活用していただきたいと思います。

<コミュニケーション>
 当社では、コミュニケーションをとても大切にしています。当社の経営理念である「三機スタンダード」のひとつにも、「コミュニケーションを重視し、相互に尊重する」という項目を掲げています。

 実はこれはとても難しいことです。

 みなさんもこれまでの人生のなかで、家族や友達、先生、近所の人など、多くの人とコミュニケーションを取りながら生活をしてきたことと思います。今日から始まった社会人生活では、お客さまや同僚・先輩など、さらに関わる人がぐっと増えます。そこでは、特に先程の言葉の後段「相互に尊重する」ことを大切にしてください。

 話す相手によって、同じ意味・言葉でも、分かること、分からないことがあります。 人にものを伝えるということは、自分の頭の中にあることを「言葉」で伝えるということです。もちろん「正しい言葉」であるべきでしょうが、たとえそうであっても、相手が分からなくては意味がありません。相手の分かる言葉で伝えなければ、双方向の意思疎通はできません。特に年齢差があったり、生活環境、出身地とかが違ったりしただけで、話が通じなかったり誤解を生じたりします。これは結構むずかしい永遠のテーマかもしれません。

 伝え方を意識しながら、ぜひ幅広い方々とコミュニケーションをとって、充実した社会人生活を送っていただきたいと思います。

<最後に>
  最後になりますが、何にせよ健康が第一です。建設現場では、毎朝朝礼をして、ラジオ体操をして、「ご安全に!」と掛け声をかけてからスタートします。

 みなさんは当社の宝ですから、仕事もプライベートも思い切り楽しんで、健康・安全に過ごしていただきたいと思います。

 あらためまして、みなさんの入社をこころから祝福し、歓迎の挨拶といたします。

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