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プレスリリース

2009年3月18日

屋内向けスポット冷房装置「ファン クールミスト」の開発
−霧の冷却効果、風の送風効果で作業空間を快適にする−

 三機工業株式会社(社長:有馬 修一郎)は、半屋外(駅のホームなど)に対する環境改善で培ったクールミストにファン送風を加えることで、屋内作業域の快適性を向上する、スポット冷房装置「ファン クールミスト」を開発しました。

●背景
 面積が広大な生産・物流施設などの工場では、夏期に作業者の熱中症対策や作業の効率化を図ることを目的に空調を行いますが、費用対効果の問題から、工場全体の空調は行わずに、作業域のみを冷却するスポット空調を採用することが一般的です。
 一方、京都議定書や改正省エネ法などCO2排出削減要求が一層高まり、従来のファンコイル等によるスポット空調より消費エネルギーが少ない設備が求められています。
●システムの概要
 本システムは、霧のように細かい水滴を空気中に噴霧して水滴が蒸発する際の気化熱を利用することにより、周辺の空気を冷却し、さらにファンからの送風効果により、作業域周辺の温度を3℃〜4℃下げることができます。
●システムの特長
  1. 省エネ
    気化熱による冷却とファンからの送風効果により、作業域の快適性を向上します。冷却に必要なエネルギーは、ポンプとファン動力のみで従来のスポット冷房に比べて約80%省エネです。
  2. 省スペースかつ単純なシステム構成
    システム構成は、ポンプ・配管・水噴霧ノズル・ファン・局部ダクトのみで、省スペースに設置出来ます。
  3. 濡れ感がない
    微細な霧(20μm)を使用するため肌に触れても濡れ感がありません。
  4. ノズルからの水滴の漏洩がない
    特殊な制御機構にしたことにより、従来、水噴霧の開始・停止時に見られた、ノズルからの水滴の漏洩が防止されます。
  5. 人感センサーを用いて、さらに省エネ
    人の動きを感知して、ファン、水噴霧の発停制御を行うことにより、さらに省エネ性を高めることが可能です。
●システムフロー
システムフロー図
●導入事例
 約5,000m2の既存工場に納入した例では、冷却能力は50kWで、夏期1シーズンの冷却効果は75,000kWh/年です。従来方式と比較して、イニシャルコストは約20%減、ランニングコストは約80%減の300千円減/年となります。これは、CO2排出量に換算すると約11tonCO2減/年となります。
●今後の展開
 すでに大型既存工場において導入済みであり、ほか数件において計画中です。
 今後、新築工事をはじめとしてリニューアル工事についても同システムを積極的にご提案し、「京都議定書(昨年4月第一約束期間開始)」に基づく温室効果ガス削減に貢献できる技術として、市場拡大とサービスの拡充を図る予定です。
<お問合わせ>
  東京支社営業部 TEL 03-3271-7008
  技術開発本部 研究開発部 TEL 046-276-3911
<特許出願中>

以上


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