SANKI‖三機工業株式会社 サイトマップへ お問い合わせへ
TOPへ
ニュース
技術・製品へ
事業へ
投資家情報へ
会社情報へ
採用情報へ
ニュース
プレスリリース
展示会案内へ
ニュースアーカイブスへ
トピックスへ

プレスリリース

2009年3月2日

空調水搬送動力の60%削減を可能にする
新冷温水配管システム「ノンバルブシステム」の開発


  三機工業株式会社(社長:有馬 修一郎)は、ビルや工場の空調用冷温水搬送システムにおいて、制御バルブを設置することなく個別ポンプのインバータ制御とループ配管を組み合わせることにより、空調水搬送動力の年間ランニングコストを60%削減し、かつ制御性を向上した新冷温水配管システム「ノンバルブシステム」を開発しました。

●背景
 京都議定書の発効や改正省エネ法、東京都の環境確保条例等によりCO2の削減と環境負荷低減が強く求められています。
 特に商業ビルや工場では、稼動時間が一般のオフィスビルに比べて長く、空調用エネルギー消費量が多くなります。そのため熱源機器と同様に冷温水搬送動力の省エネ対策が重要な課題となっております。
 従来の冷温水搬送は、中央のポンプから一括送水し、各空調機の手前に設置する制御バルブで水量を調整する結果、制御バルブ自身が常に流動抵抗となり、年間を通して水搬送動力を増大させていました。
 自動車に例えると、アクセルを全開に踏み込んだまま、ブレーキだけで速度調整するのが従来の方式でした。また、制御バルブを単純にインバータ制御のポンプに置き換える方式もあります。しかし、この方式では、各空調機のポンプが相互干渉するため制御が不安定になってしまい、部分負荷時や負荷の偏在に対する制御性、省エネ性確保が課題となっていました。
●システムの概要
 冷温水を循環するメインのループ配管を中心に空調機毎のループ配管、熱源系統のループ配管およびループ毎に設けたインバータ付ポンプで構成され、制御バルブなしで冷温水流量を制御できます。
ノンバルブシステム概要図
●特長
  1. ポンプ間の相互干渉しないシステム構成
     空調機ループ配管の流量は、負荷に応じ、空調機毎に設けられたインバータ付ポンプの回転数制御により確保されます。メインループ配管の流量は還り冷温水温度を一定とするべく制御され、各空調機毎のポンプは相互干渉を受けません。各空調機ポンプの回転数制御により各空調機の流量を0から100%まで柔軟に変化させることができます。
  2. 水搬送動力の60%低減
     各空調機へは、必要最小限の流量配分が可能となり、温度や流量制御の自由度が大きくなることに加え、水搬送動力を従来方式と比較し約60%低減することができます。
  3. 容易な熱量管理
     ポンプの相互干渉のない運転により、ポンプ流量とインバータ周波数が1対1に精度よく対応します。そのため、インバータ周波数から算出した流量と冷水出入口温度差から熱量演算が可能。流量計不要で各空調機ごとの熱量管理を容易におこなえます。
●実積と費用対効果
 実績は、事務所ビル向け2件、大規模工場向け1件の合計3件があります。大規模工場向け(新築)の場合、単純投資回収年数は約4年となりました。どの実施例におきましても従来比省エネ効果60%以上を達成しております。
●今後の展開
 今後、新築工事をはじめとしてリニューアル工事についても同システムを積極的に取り入れ、市場拡大とサービスをはかってまいります。
<お問合わせ>
  東京支社営業部 TEL 03-3271-7008
  技術開発本部研究開発部 TEL 046-276-3911
以上


個人情報の取扱いについてへ
Copyright(C) SANKI All Rights Reserved.