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プレスリリース

2008年6月4日

熱の宅配便「トランスヒートコンテナ・システム」が日本で初稼動
奥羽クリーンテクノロジー(株)
廃棄物処理・エネルギー供給事業をスタート


  三機工業株式会社(社長:有馬 修一郎)が出資した、SPC(特別目的会社)「奥羽クリーンテクノロジー(株)」が、2007年7月より青森県八戸市に建設をすすめていた産業廃棄物処理・熱エネルギー供給事業が完成(2008年3月)し、稼動(2008年4月25日)を始めました。

 本事業は、青森県環境エネルギー産業創造特別区域に指定されている、青森県 八戸市周辺を中心とした環境事業で青森エコタウンプラン、リサイクルポート八戸港等、地元の環境政策と合致したものであり、概要は以下のとおりです。

奥羽クリーンテクノロジー全景

< 奥羽クリーンテクノロジー全景 >
●産業廃棄物処理事業概要
  1. 施設種類:一般・産業廃棄物処理施設
  2. 施設規模:200t/日(汚泥専焼時) 120t/日(混焼時)
  3. 処理方式:全連続燃焼式焼却炉(24h/日)
  4. 処理対象物:
    • 一般廃棄物(可燃ごみ、し尿汚泥)
    • 産業廃棄物(燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類、紙くず、木くず等)
    • 特別管理産業廃棄物(引火性廃油、感染性廃棄物等
●熱エネルギー供給事業(トランスヒートコンテナ・システム)
 利用先:青森県栽培漁業センター
  1. コンテナ仕様:総重量23.5ton(ISO20フィートコンテナ)、熱容量1.4 MW/台(5.02GJ/台)
  2. 運用方法:通常3往復/日、180日/年供給(12〜6月)
  3. 熱輸送量:15.06GJ/日(2,710GJ/年) *A重油換算 390 L/日(70,200 L/年、全体エネルギーの10〜20%を供給しています。)
  4. CO2抑制効果:熱利用先131.4t-CO2/年  *熱利用元11,393t-CO2/年(最大可能値)

 なお、本システムは、奥羽クリーンテクノロジーの廃熱ボイラーから発生した130度の排熱を潜熱蓄熱材に蓄熱し約20km離れた、青森県栽培漁業センターに熱輸送し、本センターで養殖しているアワビの稚貝を育成させるため海水を約20℃に加温して供給するシステムの熱源として使用しています。
 また、定置式(同敷地内にタンクを設置し、蓄熱・放熱するシステム)は、既に導入済ですが移動式である、熱の宅配便としては日本で初めての導入となりました。

●その他
2007(平成19)年度環境省補助金(廃棄物処理施設における温暖化対策事業)
2億4,780万円取得
熱輸送中のトラックタンク設置状況

< 熱輸送中のトラック >                    < タンク設置状況 >
漁業センター内養殖しているアワビ温水供給する水槽

 < 漁業センター内 >        < 養殖しているアワビ >        < 温水供給する水槽 >

奥羽パンフレット(表紙)
奥羽パンフレット(中面)

<お問合わせ>  
  環境システム事業部企画開発部   TEL 03-6361-8900
  広報部 TEL 03-3271-6650
以上


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