| 2006年11月29日 |
「光ファイバー侵入検知システム」の販売を拡大
"FBGビルトインケーブルによるフェンスセキュリテイの強化"
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三機工業株式会社(社長:宅 清光)は、光ファイバーのコア部分にFBG(ファイバー・ブラッグ・グレーティング)を組み込んだケーブル(FBGビルトインケーブル)を用いた「光ファイバー侵入検知システム」を開発、国内の空港・港湾施設や電力施設等、重要施設向けへ販売を開始しました。
本システムは、FBGビルトイン光ファイバーケーブルをフェンス等に敷設することで、侵入者の乗り越えや接触、よじ登り等による光の波長変化を検知し侵入場所を瞬時に検出するシステムです。
*FBG(Fiber Bragg Grating)
光ファイバ−のコア部に屈折率を変化するように作りこんだ回析格子。
光ファイバーにかかる応力や熱の歪みによって反射光の波長の変化を伝達するセンサー機能を有する。 |
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| 【背景】 |
米国・ニューヨークでの同時多発テロ以来、英国他各国でのテロ対策の一環として「海上人命安全(SOLAS)条約」の改定や、「原子炉等規制法」の改定などに対応するため、特に重要施設では、敷地境界にフェンスを設けて、入退管理や監視をする方法が具体的に検討されるようになり、国内においても重要施設への不法侵入事件が相次ぎ侵入検知の重要性が高まっています。
しかし、フェンスは、物理的に強度や高さに限界があるので、フェンスを破ったり、乗り越えて侵入されるため、信頼性の高いセキュリテイシステムが望まれています。
本システムは、このような侵入検知システムについて従来から使われているメタル系システムの課題を解決するだけでなく、安定性、施工性、メンテナンス性、さらにライフサイクルコストに優れたシステムで、すでに現在までに複数施設に導入され、その信頼性を実証しています。
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| 【システム概要】(光ファイバー侵入検知システム構成図) |
| (1) |
本システムは、FBGビルトイン光ファイバーケーブルと検出装置、監視用カメラ、パソコンによる監視装置などで構成されます。FBGビルトイン光ファイバーケーブルは建物の周りを囲むフェンスなどに組み込み、フェンスの乗り越えやよじ登りなどの侵入行為者を検知します。 |
| (2) |
光ファイバーの一部に、特定波長の光だけを反射する回析格子(FBG)を組み込み(ビルトイン)、ケーブル全体をセンサーとして活用します。 |
| (3) |
警戒区域のFBGセンサケーブルに検出装置より光を送り、ケーブルに外力が加わるとFBGに歪みが発生し、その歪みにより反射波長のずれが生じるので瞬時に応力の変化が検知できます。 |
| (4) |
フェンスの場合は、FBGビルトイン光ファイバーケーブルによる乗り越えを検知するテンションセンサ、よじ登りでの振動を検知する振動センサおよびフェンスに沿って適当な間隔と条数に光ファイバーを張り、フェンスの破断を検知する断線センサー、の組合せによりシステムが構成さます。 |
| (5) |
本システムは光ファイバーだけで構成されるため、電源設備が不要であり、施工が容易でメンテナンスコストも低減され、リニューアルや増設対応も容易です。 |
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| 【従来システムの問題点】 |
| (1) |
赤外線方式は、そのビーム間に自然環境の変化による雪や雨、霧などや強風による飛来物などで光路が遮断され、誤報の原因になります。 |
| (2) |
電線(メタル)方式の場合は、電源の供給が必要であり、幅広い境界を警戒するには、電源設備を敷設することが困難なことがあることと、長い警戒区域に対応する場合は、電線を長く敷設する必要があるため、距離の制限があります。また、雷等の影響を受けやすく、誤報の原因にもなっています。 |
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| 【当社システムの特長】 |
| (1) |
侵入検知の「センサー」として全て光ファイバにより構成され、「テンション検知」、または、「振動検知」、「断線検知」の3機能によりセキュリティレベルが向上されます。 |
| (2) |
警戒区域には電源が不要であるため、防爆性で、監視距離の制限もなく、上記3機能は障害時に他機能に影響を与えず、また他の警戒区域へも影響を与えません。 |
| (3) |
自然界のなかで、雷等の影響をうけず、強風、雪、鳥類等による誤作動のない信頼性の高い、安定した監視が可能です。 |
| (4) |
金属疲労、錆による破断がなく、耐候性、耐塩害に優れています。 |
| (5) |
従来システムより施工が容易で、拡張性にも優れています。 |
| (6) |
監視カメラ等との組合せにより広域で高機能なシステムが構築できます。 |
| (7) |
メンテナンスフリーで省電力のためライフサイクルコストが大幅に低減されます。 |
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| 【今後の展開】 |
今年度は、各重要施設向けに3億円の受注見込みである。次年度以降は対象施設を拡大し、2008年度において6億円の受注をめざします。
なお、特許については国内に4件出願、さらに6月には米国特許も取得済。 |
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| <お問い合わせ> |
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| 情報通信事業部営業開発部 |
TEL 03―3216―8204 |
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| 以上 |
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