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プレスリリース

2005年12月7日

ノン コンタミネーション型ユニットで熱回収率50%を実現
ワッシャ式全熱交換器システムMATHELAN(マザラン)の開発

 
三機工業株式会社(社長:宅 清光)は、バイオテクノロジー施設や半導体工場など排気量が多く有害物質のコンタミネーション(以下コンタミ)が予想される施設において、熱回収により大幅な省エネを実現し、また、従来から課題であったコンタミを伴わず、スクラバー機能を兼ね備えた「ワッシャ式全熱交換器システム−MATHELAN*注1(マザラン)」を開発しました。
*注1 Multiple Air Total Heat Exchanger Laboratory Animal Non contamination
背景
  今日の医薬品工場や実験動物施設、DNAチップ製造などのバイオテクノロジー施設や半導体・液晶生産工場では、生産装置の排気対応あるいはコンタミ防止が求められるため、大量の外気を取り入れる必要があります。その冷却・加熱処理エネルギーやコストを低減するため、室内空気の熱を回収し有効利用することが求められています。しかし、排気には腐食ガス、微生物、臭気などの有害ガスが含まれているケースもあり、排気側から給気側への移行汚染を伴うこれまでの熱回収方式の全熱交換器は、構造上のリークが生じるため採用が困難でした。
一方、水分の移行はせずに、熱のみを回収する顕熱交換器あるいはヒートパイプ式熱交換器の提案もされてきましたが、熱交換効率が低いため、導入メリットが少ないのが現状でした。
 
特長
  そこで当社は、全熱交換器で欠点のあった、排気から給気側空気への有害成分のリークを伴わない、「ワッシャ式全熱交換器システム」を構築しました。
これは、排気に直接水噴霧して熱回収し、その噴霧水を間接的に給気側空気の冷却・加熱に用いるノンコンタミネーション型システムであり、さらに排気側へ水噴霧を行うため、水溶性有害ガスを処理する除害機能を併設することも可能です。

また、排気側の熱回収ユニットとして水噴霧機能と熱交換メディアの開発により、システム熱回収効率50%を実現することができました。これにより、初期投資の償却年数が3〜5年となります。また、省エネルギーだけではなく、夏期、冬期のピーク負荷を抑えるため導入機器(冷凍機やボイラー)の容量を低減することも可能です。

ワッシャ式全熱交換器システム図
 
今後の展開
  排気処理を兼ねることも可能とした本システムは、食品工場やバイオテクノロジー分野、研究施設、バイオハザード施設、ケミカルハザード施設をはじめ半導体、液晶工場など顧客のニーズに対応した最適熱回収システムとして、新築はもとよりリニューアルやESCO事業への積極的な営業を展開します。
 
■本件に関するお問い合わせ:
三機工業株式会社
エンジニアリング事業部 営業部 TEL:03-3271-6930
 
以上
 


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