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プレスリリース

BEMS(ビルエネルギー管理システム)の事業化推進
 新機能BEMS「S-BEWMS」の開発
−改正省エネ法対応オープン化エネルギー管理システム−
2002年9月4日


 三機工業株式会社(社長:宅 清光)は改正省エネ法に適用し、国内初となる省エネルギーの自己診断機能を持たせたBEMS(ビルエネルギー管理システム)商品名「S-BEWMS (エス・ビュームス):Sanki- Building Energy Watching and Management System」を開発し、BEMSの事業化推進を積極的に展開します。
 同システムはビルオープンシステムに対応したもので、三機工業が進めてきたBA事業のラインナップが増えたことになります。同社はこれを機に改正省エネ法で必要となる、省エネ対応策の立案・検証の支援を含めたエネルギー総合コンサル業務に注力し、今後増大する市場を積極的に開拓していきます。

このシステムは、建物のエネルギー計測システムとそのデータを蓄積し、解析するデータベースサーバで構成され、リアルタイムにエネルギー使用量の絶対値、空調用や照明用など系統別の電力量、各省エネルギーシステムの効果などが出力されます。 従来のBEMSでは、エネルギー消費量のトレンドを日報、月報で出力していましたが、同システムのようにその時々の稼動状況を省エネルギー効果の観点から自己診断し、最良の運転に導く方法は例がありませんでした。
 システム導入により、ビルオーナーは経営戦略の判断材料となる省エネルギー情報をリアルタイムに入手でき、省エネルギー対策を速やかに行うことができます。
 このため改正省エネ法により新たにビルオーナーの義務付けされるエネルギー管理の定期報告を支援するだけでなく、複数の省エネシステム間に発生する運転上のミスマッチングを解消し、エネルギーの無駄を排除することができます。さらにオプションである最適運転コントローラを組合せることにより、最大ビル全体の30%の省エネをはかることができます。
 このシステムの特徴として

(1) 外気冷房やインバータ制御などの省エネルギー項目別に運転状況をリアルタイムに解析し、所期の目標に対して性能が維持できているかの自己診断を行い、最適運転をナビゲーションすることができます。
(2) 最適運転コントローラ(オプション)(特許出願中)は、省エネ性・経済性・環境性の目標数値に対して、空調機器の運転組み合わせや優先順位など、数百通りの運転パターンをコンピュータがリアルタイムにシミュレーションし、最適値を空調機器に送り制御するものです。
(3) 電気、ガスの使用量の累積値、月末・年度末の予測値を表示し、迅速な経営判断に活用できます。

 などがあげられます。

 BEMSは地球温暖化防止に向けた業務用ビルの省エネ策として期待されており、本年度から導入に対する国の補助金制度が創設されています。
 普及に向けては、システムのコストダウン効果と、機能の明確化があげられています。

 三機工業は、すでに新築、リニューアルを含め3件の導入が決定しています。 今後新築工事をはじめとしてリニューアル工事やESCO事業に同システムを積極的に取り入れ、市場拡大と顧客サービスをはかってまいります。
 また「S-BEWMS」は、システム販売も合わせて行う予定です。

 (参考:改正省エネ法の内容と当社の取組み)
 来年4月より施行される改正省エネ法は大規模オフィス、商業ビルや病院などの一般ビルに対して、エネルギー管理の中長期計画の作成や定期報告を義務づけるものだが、従来の設備では十分な対応が難しかった。
 一般の中央監視システムでは、エネルギーを使用する設備がその時々の状況に合わせた冷暖房運転を行っているかの確認に主眼が置かれている。このため、エネルギー管理の中長期計画に必要な系統別エネルギー量の把握や省エネルギー量の確認には経験を積んだ専門家の判断と専用の計測システムを必要とした。

 三機工業は顧客に対して

(1) 同社のエネルギー管理士が省エネ計画立案に参画
(2) 「S-BEWMS」が定期報告書類の作成支援
(3) 総合省エネ計画の立案

 などを行うことにより
 顧客が省エネ法の要求するビルオーナーの義務を、専門家(エネルギー管理)無しで遂行できることを目指している。

概念図は、こちらへ

以上


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