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三機工業株式会社(社長:大島 剛)と芦森工業株式会社は、下水道管渠を利用した光ファイバーケーブル布設工法「テンションガイド工法」を開発しました。
高度情報通信社会の実現への大きな鍵となるのが、各家庭まで光ファイバーケーブルが布設されることです(FTTH:Fiber To
The Home)。従来のメタルケーブルにくらべ光ファイバーケーブルは大容量、低損失等の優れた特性をもっているので、光ファイバー網が整備されれば、各家庭で高速・広帯域のサービスが利用できるようになります。
このたび開発した「テンションガイド工法」は、三機工業と芦森工業が有する技術(三機工業:情報通信技術、芦森工業:下水道管渠更生技術)を活かし、下水道管渠内に光ファイバーケーブルを布設する、FTTH計画対応工法です。
地中への光ファイバーケーブルの布設は、架空への布設と比べ、基本的に、都市空間の環境(地上風景の美観等)を守り、地震・台風などの災害に強いといった特性を有しています。下水道管渠は、地中に埋設されており、各家庭につながっていますが、管渠内上部は空きスペースとなっています。「テンションガイド工法」はその上部空間を有効利用して光ファイバーケーブルの布設を行うものです。
テンションガイド工法では、架空に電線を張る要領で、下水道本管から各取付管を通 し、各家庭の汚水桝まで光ファイバーケーブルを敷設します。ワイヤーと光ファイバーケーブルは、光ファイバーケーブルの取り扱い性や光ファイバーケーブルの増設、交換に対応するためにガイド管の中に収められています。取り付け方法は、マンホール内に取り付けたテンション機構でワイヤーを引っ張り、ガイド管を下水道管渠上部に固定します。各家庭では、一般的に汚水桝から地中を通し、家の軒先まで配線を行ないます。
本工法の特長は、
1.工場であらかじめ部材を加工するため施工が早い。
2.下水の流れを阻害しない。
3.架空布設と同等の価格で施工できる。
三機工業と芦森工業は、21世紀をになう基幹的通信インフラとして期待されている超高速ネットワークの構築を下水道管渠で行なうことについて、すでにいくつかの都市から問い合せを受けており、初年度については共同で受注に当たることにしています。初年度売上は両社併せて20億円を予定しています。

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